もしもししもしです。

奈良の加圧パーソナルトレーナー下司健太郎が健康・ダイエットの豆知識を紹介

やってはいけないダイエット・ワースト10 個人的見解

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こんにちは。

奈良の加圧パーソナルトレーナーしもしけんたろうです。

 

ダイエット系の情報はメールに届くように設定をしていたところ、こんな記事が届きました。

「筋トレ大食いVS運動せず少食」どっちが不健康?やってはいけないダイエット・ワースト10

なかなか興味深い記事ですよね。

この内容に関して個人的な見解を述べたいと思います。

  

やってはいけないダイエット・ワースト10

記事内のやってはいけないダイエット・ワースト10として

1位 糖質制限

2位 食事の回数を増やす

3位 運動してたくさん食べる

4位 過度な筋トレが大好きだ

5位 バターコーヒーで油を摂取

6位 とにかくプロテインを摂取

7位 マラソンなど有酸素運動が好き

8位 空腹でも朝食を食べない

9位 グルテンフリーを実践

10位 果物をたくさん食べる

 

といった内容となっています。

最近話題のダイエットがいくつかランクインしていますね。

いろいろ突っ込みたくなってきました。

面白そうです。

今回は若干批判的な内容でお送り致します。

では順番に見ていきましょう。

 

1位 糖質制限ダイエット

糖質制限のダメな理由として、「カロリーが足りていなくて運動&糖質制限で体重が減っても栄養不足状態だから健康的には痩せません」ってことのようです。

良いか悪いかは別にして、一般的に知られている糖質制限って、「糖質を制限したらいくら食べても痩せれる!」っていう方法ではないでしょうか。

ということは、カロリーが足りないって人は少ないでしょう。

ダメな理由としては、「いくら食べても痩せられるなんて甘い話はありません!」ってことの方が正しいような気がします。

 

ちゃんと糖質制限を行えば体重も減りやすくて良いダイエット方法なんですが、ご飯を食べないから肉ばっかり大量に摂ったりする方もいてます。

糖質を制限しているとはいえ肉ばかり食べていたら、肉の脂を摂りすぎることによる問題が出てきます。

いくつかの研究でも心筋梗塞などのリスクが高まったという報告もありますので、糖質制限して肉ばかりというのはやはり考えものです。

 

リスクは避けるものではなく管理するものと考えますので、肉の脂によるリスクを抑えるには「魚」を食べれば良いわけです。

魚の油は肉の脂を悪いところを打ち消してくれる働きがありますので、糖質制限中に肉ばかりでなく魚をたくさん食べるようにすれば、リスクは軽減され、健康的にダイエットできるでしょう。

 

2位 食事の回数を増やす

このダイエット方法が流行っていると聞いたこともないのですが…。

1日5~6回にわけて食事を摂る方法ですね。

一応食事を摂るたびに消化吸収にエネルギーが使われるので、「同じ摂取カロリーであれば」分けて食べる方法は効果があるかと思います。

物凄く重要なのが、「同じ摂取カロリーであれば」です。

 

普通に5回も6回も普通の食事をしていれば摂取カロリーは増えてしまうので太ります。

アスリートなんかは3回の食事で必要なカロリーが摂りきれないので、間食としてエネルギーを摂取したりしますが、一般人はカロリー不足よりもカロリーオーバーの方が問題ですね。

 

同じ摂取カロリーであれば小分けにすることで血中アミノ酸濃度なども一定にキープされ、筋トレによる筋肉の発達なんかも起こりやすくなります。

これもトレーニングをしていない人が行なったところで何の意味もありません。

お腹が空きにくくなるという程度でしょうか。

 

「同じ摂取カロリー」という条件を守ることができるのであれば、食事の回数を増やすダイエット方法も良いのではないでしょうか。

私はできないのでやりません。

 

3位 運動してたくさん食べる

「たくさん食べる」という時点でダイエットにもなっていません。

ダイエットの8割は食生活の改善です。

運動しからといってたくさん食べたら何の効果も得られません。

 

「食事を減らすことができないから運動して痩せるんや!」って方もいらしゃいます。

運動を1時間行なっても消費カロリーはたかだかしれています。

それに対し、メロンパン1個でも食べたら運動で消費した分はチャラになるどころか、お釣りまで返ってきます。

 

体脂肪1キロを落とすのにフルマラソン3回分位の運動量が必要となります。

5キロ落とすにはフルマラソン15回分です。

それくらい運動ができる方はたくさん食べても良いかと思います。

私には絶対にできません。

その前に身体が悲鳴を挙げてしまいます。

 

4位 過度な筋トレが大好きだ

「大好きだ!」の時点でダイエットと関係ないがな…。

まず、たくさん筋トレして痩せようって人はほとんどいてません。

一般人は有酸素運動をして痩せようとします。

また少ない筋トレ大好きな方々も筋肉を付けたいのであって、ダイエットのために行っているわけではありません。

 

さて、適度な筋トレは筋肉の発達によって代謝もアップし、ダイエットには間違いなく役立ちます。

ただし、「過度」な筋トレになると話は別です。

筋トレって身体にとっては物凄いストレスです。

ストレスを感じると抗ストレスホルモンが分泌されてしまい、筋肉を落としたり、腹部に脂肪が付きやすくなってしまいます。

何事も「適度」が大切というわけですね。

 

5位 バターコーヒーで油を摂取

「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」という本に載っていて、朝1杯のバターコーヒーを飲むという方法ですね。

朝食を抜くとダイエットに効果的なのですが、それではお腹が空いて仕事にならないからバターとココナッツオイルを入れたコーヒーでちょっとだけ栄養を摂ろうということです。

 

これは意外と悪くないのではないかと思います。

朝食を抜けば単純に摂取カロリーを抑えることができ、ダイエットを行いやすくなります。

コーヒーを飲むことで脂肪の燃焼を高めますし、バターはジホモガンマリノレン酸を摂ることができ、ココナッツオイルは中鎖脂肪酸の影響で体内で脂肪が使われやすい状態にしてくれます。

コーヒーにフレッシュを入れている方は多いと思いますが、トランス脂肪酸であるフレッシュをいれるのであればバターを入れたほうが間違いなく健康的です。

 

記事にはバターコーヒーはもってのほかと書かれていますが、朝食を抜いて替わりにバターコーヒーは個人的にはアリだと思います。

バターコーヒーが良いと聞いただけで、朝食も食べるわ、バターコーヒーを1日何杯も飲むわ、なんてことをしたらただ太るだけでなんの意味もありませんのでご注意ください。

あくまで朝食としてバターコーヒーを飲むんですよ。

シリコンバレー式 自分を変える最強の食事

シリコンバレー式 自分を変える最強の食事

 

  

6位 とにかくプロテインを摂取

ここでのプロテインはおそらく「プロテインパウダー」のことで、筋トレ後に飲むアレのことですね。

ここでは「プロテイン」と呼びますね。

 

まず、プロテインをガバガバ摂ってダイエットしようとしている人を見かけたことがありません。

記事には摂取する総カロリーを増やしても逆効果ということですが、たんぱく質によってカロリーが増えても体脂肪の増加につながらないという報告もあります。

むしろ摂取量と体脂肪量には反比例の関係が見られたとのこと。

 

ただ、プロテイン、たんぱく質によるカロリー摂取分は脂肪になることは少ないのですが、やはり腎臓にも負担が掛かりますので、むやみやたらと摂るのは間違いですね。

運動をしている人がプロテインを摂るのは筋肉の発達などメリットがありますが、普通にデスクワークだけしている人がプロテインを飲むのはたいしたメリットはないように思います。

運動をした上で適度にプロテインを摂ってもらえれば良いかと思います。

 

7位 マラソンなど有酸素運動が好き

まあこれは多いですよね。

最近はマラソンブームが続いており、走っている方は多いかと思います。

このマラソン、ランニングも適度な量が大切です。

記事にもあるように、有酸素運動を行うと基本的には活性酸素が発生します。

適度な量であれば活性酸素を退治するスピードが追いつくので影響も少なく、また有酸素運動の継続で活性酸素を退治する酵素の働きも高くなります。

 

ただし、やりすぎてしまってはやはりダメです。

大量の活性酸素は除去しきれず身体にダメージを与えてしまいます。

またフルマラソンのように42キロも走ると身体のさまざまなところに炎症が起きてしまいます。

やりすぎってことですね。

 

また代謝を高めるたんぱく質が減ってしまい、普段の代謝が下がって痩せにくくなってしまいます。

運動している時間よりもしていない時間の方が普通は長いので、これではダイエットの妨げになってしまいます。

ダイエットを考える場合は有酸素運動のやり過ぎには注意したいところです。

 

ただマラソン自体を否定するわけではありません。

私も走ったことがありますし。

マラソンを完走したときの達成感を味わいたい、タイムを縮めたいって方もいるかと思います。

その場合はダイエットではなくスポーツ、競技になりますので、今回のダイエットのお話とはまた別ってことですね。

 

8位 空腹でも朝食をたべない

これに関してももってのほかと書かれていますが、その理由が安易なダイエットは危険ということからです。

理由になってはいませんね。

 

朝食を摂らないほうがダイエットが効率的に進むという報告もあります。

先述のバターコーヒーも朝食を食べないほうが痩せるけどお腹が空くからちょっと栄養摂っておこうってことでした。

原始時代には冷蔵庫はありませんでした。

当然食料の保存は効きません。

前日狩りで得た食べ物はその日の内に食べきっていたでしょう。

 

ということは、朝食を食べずに狩りに出ていたということになります。

朝食を抜いたところで別に問題ない証拠ですね。

ただ、今まで普通に3食摂っていた人がいきなり朝食を抜くと頭が回らないとかフラフラするといった症状が現れることがあります。

身体が糖質に依存した状態になっていることで、空腹になってもすぐに脂肪を使うモードにスイッチが切り替わらないんです。

それを防ぐためにもいきなり朝食を抜くのではなく、量を減らすことから始めた方が良いのかもしれません。

 

9位 グルテンフリーを実践

最近流行りのダイエット方法ですね。

これももってのほかと書かれています。

ただ、この記事に関して話を聞いている2人の内1人は、基本的にグルテンフリーの食事をしているはずです。

ということはもうひとりの人が否定をしているだけですね。

ちょっと記事にテキトー感が漂っていますね。

最近流行っているのでランクインさせたほうが反響があるでしょうしね。

 

さて、グルテンフリーは基本的にダイエットには効果はないと思います。

私個人の意見だけでなく、効果がなかったという研究もありますので、「ダイエット」には効果は期待できません。

 

この「ダイエット」という言葉が曲者でして、日本ではグルテンフリーダイエットって痩せる方法みたいな感じですが、海外ではグルテンフリーの食生活みたいな意味になります。

痩せるために行なっているわけではありません。

 

グルテンフリーダイエットは痩せるためには効果は期待できませんが、健康には有益な可能性があります。

少量であっても身体に悪いという研究もありますので、健康やアンチエイジングのためには小麦を控えた方が良いかもしれませんね。

 

10位 果物をたくさん食べる

これダイエットちゃうやん…。

私も10年以上ダイエット指導をしていますが、

「ダイエットのためにたくさん果物を食べてます♪」

なんて話を聞いたことはありません。

健康のために果物を食べるように意識していますってのは聞いたことがありますが…。

 

果物をたくさん食べるのではなく、食事を置き換えるのであれば効果はあるでしょう。

がっつり食事を摂っていたのを果物に置き換えるのであれば、ダイエットには効果はあります。

良いか悪いかは別として。

果物のカロリーは低めなので、結構食べてもたかが知れています。

 

結構しっかりとした朝食を食べていたところを軽い果物に置き換えれば、カロリーは抑えられますし、ちょっとお腹も満たされますので空腹感もある程度抑えられます。

もちろん果物だけでは栄養としては足りていませんので、他の2食でしっかりと必要な栄養を摂るようにしてくださいね。

 

40代ならば運動は必要ない?

記事には「40代ならばヘタに運動しなくて良い人がほとんど」と書かれています。

運動よりも食事を見直せということです。

これは管理栄養士の人の意見なので、食事を見直してもらうほうが仕事が増えて良いのかもしれませんね。

 

人間は30歳過ぎてからは年々筋肉が減っていきます。

80歳になったときには30歳の時に比べると約半分にまで減るとされています。

世界的に高齢化が進み、筋肉が減って生活や健康に支障が出る人が続出していています。

医療費が掛かって仕方ありません。

 

そのため、世界中の研究者が筋肉の減少を抑える方法をこぞって研究しているところです。

そんな時代に運動は必要ないという意見は見当ハズレと言わざるをえないかと思います。

 

まとめ

なかなか興味深くて面白い記事でしたね。

若干批判的な内容になってしまいました。

取材をした管理栄養士の意見が強くてバランス良く栄養を摂りましょうって意見が多かったですね。

 

個人的にはどんなダイエット方法を試してもらっても良いかと思っています。

流行りのダイエットは周りもやっているから自分もやってみようかな~と精神的な障壁が低いのもメリットですね。

お友達一緒にとダイエット情報を交換しながら行えば続きやすいかと思います。

 

もちろん流行りの方法が最善とは言いませんが、自分の身体、食生活を見直すキッカケになるのではないかと思っています。

試してみたのをキッカケに食事や生活習慣が変われば理想ですね。

このブログも結構適当なことを書いていたりするのですが、記事を見て試してみようと行動してくれるがひとりでもふたりでもいれば嬉しく思います。