もしもししもしです。

奈良の加圧パーソナルトレーナー下司健太郎が健康・ダイエットの豆知識を紹介

加圧は腕・脚だけのトレーニングではない

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こんにちは。

奈良の加圧パーソナルトレーナーしもしけんたろうです。

 

ネットで加圧トレーニングについて調べてみると、

「腕とか脚にしか効果がないからダメ」

みたいな意見がちょこちょこと見られます。

 

加圧パーソナルトレーナーとしては反論したいところなので、今回は加圧トレーニングでベンチプレスを行った研究をご紹介。

 

加圧しながらベンチプレスを実施

ベンチプレスとは寝転がってバーベルを上げ下げする種目ですね。

男性に人気のある種目1位と言っても過言ではない種目です。

「ベンチ何キロ挙げれんの?」

というのが筋トレ男子の合言葉です。*1

 

さて、加圧トレーニングは腕、脚にしか効果がないと言われたりしていますが、東京大学の研究グループは加圧でベンチプレスを行った場合の腕と胸に対する反応を調べました。

 

被験者は若い男性10人で、「加圧あり」「加圧なし」のグループに分かれてベンチプレスを行いました。

負荷は30%1RM(限界の重さの30%の負荷)で4セット合計75回行いました。

頻度は1日2回週6日2週間行いました。

 

ベルトの締め具合は、最初のころは100mmHgで、慣れるに従って徐々にきつくしていき、最後には160mmHgまできつくしていったとのこと。

 

腕だけでなく胸の筋肉も発

その結果、加圧トレーニングを行ったグループは

ベンチプレスの1RMは6%の増加

上腕三頭筋(二の腕)の筋肉は8%肥大

大胸筋(胸の筋肉)の筋肉は16%肥大

 

加圧を行わなかったグループには有意差はなかったようです。

またどちらのグループも血中のアナボリックホルモンの濃度に変化はなかったとのことです。

 

個人的考察

加圧トレーニングによって腕の筋肉の発達はもちろん、胸の筋肉も明らかに発達していますね。

むしろ腕の筋肉よりも胸の筋肉の方が発達しています。

被験者がトレーニング経験者かそうでないかによっても違いますが、2週間でこれだけ変わるのはなかなかの効果ではないでしょうか。

 

また、個人的に注目していただきたいポイントがあります。

実験では当たり前のように1日2回を週に6回行っていますが、普通の筋トレではこんなこと絶対に出来ません。

 

身体に物凄いストレスになっていればストレスホルモンがでてきますが、それが増えると血中のアナボリックホルモンの濃度は下がります。

アナボリックホルモンの濃度に変化がないということは、身体にはそれほどストレスになっていないってことですね。

 

あっ、身体にとってというだけで、楽ではありませんよ。

中枢神経、脳は疲れるのでやっぱりしんどいトレーニングです。

 

加圧トレーニングは1日2回とか行えるので、短期間であっても大きな変化をもたらします。

一般人にはそこまで行う必要はありませんが、スポーツをしている人にとってはオフシーズンなどの短期間で身体を変えることができるのは大きなメリットではないでしょうか。

 

ご自身が競技スポーツをしている、もしくはお子さんが本気でスポーツをしているって方は、加圧トレーニングを取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

参考文献

Effects of low-intensity bench press training with restricted arm muscle blood flow on chest muscle hypertrophy: a pilot study. - PubMed - NCBI

 

*1:今勝手に作りました