もしもししもしです。

奈良の加圧トレーナー下司健太郎の健康・ダイエット情報

ストレッチに筋肉痛軽減効果はない

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この記事ではストレッチの筋肉痛緩和効果について書いています。

  

運動後のストレッチしてますか?

運動前後にストレッチしていますか?

運動前のウォーミングアップや運動後のクールダウンとしてストレッチをする方は多いかと思います。

実際にスポーツクラブでも運動前後にストレッチをしている方をよく見かけます。

怪我をしないようにストレッチをしたり、次の日の筋肉痛がひどくならないようにストレッチしてるのでしょう。

 

ただ残念なお知らせがあります。

ストレッチに筋肉痛軽減の効果はほとんどありません。

  

ストレッチと筋肉痛の関係を分析

オーストラリアシドニー大学の研究グループは、運動前後のストレッチと筋肉痛との関係について見直し調査を実施しました。*1

過去に発表されたストレッチと筋肉痛に関する5つの研究をまとめて解析を行っています。

トータルの被験者数は77人ででした。

運動の前後にストレッチを行い、運動後24時間、48時間、72時間の時の筋肉痛具合を調べました。

 

結果 ストレッチに筋肉痛軽減効果はない

さて、解析の結果ですが、ストレッチをしなかったグループの痛みを基準にすると、ストレッチを行ったグループの痛みはそれぞれ、

24時間:-0.9

48時間:+0.3

72時間:-1.6

という結果でした。

 

簡単に言えば、ストレッチに筋肉痛を和らげる効果はないってことですね。

24時間経過時の「-0.9」っていうのは100ポイント中0.9ポイントだけ軽減したってことです。

もうこの程度の差であればただの誤差ですね。

 

その後も筋肉痛とストレッチの研究は行われたが…

さっき紹介した研究は2002年に行われたもので、少々古い情報でした。

もっと新しい研究であれば違う結果が出ているかもしれません。

ということで、2007年にも同じようにストレッチと筋肉痛について研究が行われていました。*2

 

その結果、筋トレ後にストレッチを行うことで、100点中1点筋肉痛が軽減したとのこと。

雀の涙程の軽減効果ですね。

 

ストレッチで筋肉痛が軽減した!

いやいや待て。

2007年と言えば10年も前の話ではないか。

もっと新しい研究はないのか。

ということで調べたら2011年にも同じように行われていました。*3

それなりにデータも集まったようで、2,377人もの被験者のデータを元に解析が行われました。

 

その結果、運動前後にストレッチを行うことで、1週間で100点中3.8点の痛みが軽減されたとのこと。

研究者曰く、

「統計的には有意ではあるが、非常に小さい」

とのこと。

 

まあどっちみちストレッチで筋肉痛はほとんど軽減しないってことですね。

 

ストレッチで筋肉痛の軽減は期待できない

筋肉痛に関してはストレッチをしても大して効果がないのは間違いなさそうです。

他の研究でダイナミックストレッチだと筋肉痛軽減したって報告もあるので、じーっと伸ばすより動かして血行を良くする方が筋肉痛の軽減には良いのかもしれません。

 

筋肉痛を少しでも和らげたいって方は筋膜リリースを行うと良いかもしれません。

こちらの場合はちゃんと筋肉痛が軽減したという結果が出ています。

 

ただ、ストレッチに筋肉痛軽減効果がないと言っても、ストレッチに意味がないわけではありません。

やっぱり筋肉は伸ばさないと固くなってしまいがちです。

筋肉の柔軟性が低下してしまうと腰痛などの痛みに繋がったり、姿勢の歪みなどにも関係してくるので、ストレッチ自体は大切です。

あくまで筋肉痛に対しては効果がないというだけですからね。

 

ただし、運動前のストレッチはオススメできません。

 

ストレッチを行うのであれば運動後や、お風呂上がりなんかが良いかと思います。

あとは筋トレをしない日にストレッチをするのも良さそうです。

 

参考文献