もしもししもしです。

奈良の加圧パーソナルトレーナー下司健太郎が健康・ダイエットの豆知識を紹介

下司の指導内容・料金について

仕事の依頼・お問い合わせ

加圧トレーニングとは?加圧の効果・デメリット・よくある質問など

南米ボリビアのチマネ族に学ぶ 「1日2万歩」で動脈硬化は予防できる

f:id:shimoshi-kentaro:20170510083924j:plain

心筋梗塞や狭心症という疾患は誰もが耳にしたことがあるでしょう。

どちらも生活習慣病の一種と言われている病気のひとつです。

日々の運動習慣や食習慣が原因で血管が固くなる動脈硬化が進むのですが、その動脈硬化が心臓の血管で起こってしまうと狭心症や心筋梗塞といった病気に繋がります。

 

生活習慣病というのは日々の生活習慣が積み重なった結果として出てくる病なので、1日2日悪い生活をしたところでなんの変化も現れるものではありません。

逆に1日2日良い生活をしてもなんの効果も見られません。

 

生活習慣を変えても身体の変化が目に見えないということで、

「そんなに生活習慣って大切なの?」

といまひとつ信じられないって方もいるかと思います。

 

そんな人の参考となりそうなのが、南米ボリビアのアマゾン川流域で生活をしているチマネ族です。

普段から凄くたくさん歩く生活をしているチマネ族は、冠動脈疾患のリスクが著しく低いと発表されました。

歩きまくることで血管の健康状態が良いってことですね。

 

チマネ族の血管は超健康!

ニューメキシコ大学などの研究グループは南米ボリビアのアマゾン川流域で生活をしているチマネ族の40歳以上の男女705人を対象に健康状態を調べました。

彼らの血管の健康状態を、血液検査やCTでひとりひとりチェックしていきました。

 

その結果、約85%の596人に血管の石灰化が見られなかったとのこと。

ちなみに石灰化が進むと心筋梗塞などを発症しやすくなります。

血管の健康状態がめっちゃ良いってことですね。

 

1日2万歩で血管の健康状態キープ

チマネ族のような生活をすると血管の健康に良いということですね。

ちなみに「チマネ族」に関してGoogle先生で検索すると、1日平均1万6千歩ほど歩くようです。

40歳までは1日平均2万歩40歳以上でも1日平均1万5千歩程とのこと。

一日中動きまわる生活をすることで健康な血管になるということですね。

 

ちなみに厚生労働省が発表している日本人の1日の平均歩数は、男性で7000歩ちょっと、女性で6000歩ちょっとです。

チマネ族のおっさんや爺さんにも完全に負けています。 

私も間違いなく1日1万5千歩も歩けていません。

 

交通機関の発達といった文明に違いがあるので差が付くのは当然ではありますが、歩くことで血管の健康状態が向上するのであれば、日本人もチマネ族の生活を見習わなければなりませんね。

 

低脂肪&精製された糖質はほとんどなし

チマネ族の食生活も先行になります。

彼らの食生活は脂質の量が少なく、摂取エネルギーの内、脂質の占める割合は14%程度とのこと。

ちなみに日本人は20~30%とされています。

世界的には日本人の食生活はヘルシーとか言われていますが、その日本人の食生活よりもかなり少ない脂質しか摂っていないことになります。

 

また、摂取カロリーの炭水化物が占める割合が72%程度と多いようです。

近年のロカボブームから考えると、これだけ炭水化物(糖質)が多いと健康に悪そう&太りそうに思えます。

ただし、彼らの主食は米やバナナの一種、トウモロコシ、果物といった精製されていない炭水化物ばかりです。

これらは食物繊維が多く含まれており、血管にダメージを与える血糖値の急上昇といった問題もなさそうです。

 

また、砂糖などの糖類はほとんど摂っていないとのこと。

先述の果物によって多少の糖類を摂るくらいのようです。

糖類が身体に悪いってことはみなさんご存知ですね。

 

このような食生活によって健康な血管が保たれているのかと思われます。

日本を含め、ある程度の都会に住んでいる人は、精製された砂糖や小麦粉を摂り、運動もそれほど行っていません。

健康な身体を手に入れるためには、チマネ族のような生活を参考にしてみると良いかもしれません。

 

チマネ族にも文明化の影響が…

ただチマネ族の生活も文明化が進んでいるようです。

道なき道を歩いて生活をしていたわけですが、舗装された道路が開通されて非常に歩きやすくなってきているようです。

 

また、手漕ぎのカヌーを使って生活していたのが、エンジン付きのカヌーが導入され始めたようです。

これにより、近くの町まで買い物に行きやすくなりました。

町まで出ることができると砂糖や小麦粉といった精製された美味しい食べ物が揃っています。

もちろんそれらを口にすることもこれから増えてくることでしょう。

チマネ族のこれからの健康状態にも注目したいところです。

 

チマネ族の生活を参考にしましょう

血管の健康のために、チマネ族と同じようにジャングルの奥地で生活をするっていうのは現実的には難しいでしょう。

ただし、彼らの生活習慣を参考にすることはできます。

 

近くでもつい車を使ってしまったりしてしまいがちですが、歩ける範囲であれば歩いて行くなど、少しでも歩数を増やす工夫を取り入れることはできます。

 

白米、小麦粉、砂糖といった精製されたものは雑味がなくて美味しんですが、玄米、ライ麦、黒糖といった精製されていない炭水化物をできるだけ選ぶという選択もできます。

 

今の生活を全てを完全に変えるのは難しいですが、意識して少し変えていくことでも健康に役立つのではないでしょうか。

ぜひチマネ族の生活を参考にしてみましょう。

 

参考文献

Coronary atherosclerosis in indigenous South American Tsimane: a cross-sectional cohort study. - PubMed - NCBI

 

The Lancet: Indigenous South American group has healthiest arteries of all populations yet studied, providing clues to healthy lifestyle | EurekAlert! Science News