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酒は百薬の長!適度なお酒の量はどれくらい?

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この記事ではお酒の健康効果とその量について書いています。

 

酒は百薬の長

酒は百薬の長とも言われ、昔から適度な飲酒は身体に良いとされてきました。

ただ、飲んだくれの免罪符みたいなところもあり、適度な飲酒とはどれくらいの量を指すのかよくわかっていませんでした。

 

この記事では適度な飲酒とその効果について見てみましょう。

 

適度な飲酒習慣と糖尿病の関係

南デンマーク大学のHolstらの研究グループは、デンマーク人を対象に飲酒と糖尿病リスクの関係について調査を行っています。*1

調査の対象となったのは18歳以上の男女70,551人(男性28,704人、女性41,847人)。

平均4.9年間追跡調査を実施し、飲酒と2型糖尿病との関連を調べました。

 

適度な飲酒が糖尿病を予防

4.9年間の追跡の結果、

  • 男性は週に14杯のお酒で2型糖尿病リスクが43%減少
  • 女性は週に9杯のお酒で2型糖尿病リスクが58%減少

という結果が見られました。

 

また、飲酒頻度は週に3~4日が良いことがわかりました。

週に3~4日の飲酒によって糖尿病のリスクが男性で27%女性で32%低くなりました。

 

まとめると、週に3~4日、男性は3~4杯、女性は2~3杯のお酒を飲むと良さそうです。

 

 

お酒と日本人の主要死因との関係を調査

先程紹介した研究はデンマーク人を対象にしたものなので日本人には当てはまらないかと思うかもしれませんが、日本人を対象とした研究でも適度な飲酒の健康効果が認められています。

国立がん研究センターの研究グループは、飲酒及び飲酒パターンと日本人の主要死因である”がん”・”心疾患”・”脳血管疾患”・”呼吸器疾患”・”外因死”との関係を調査しました。*2*3

日本各地に住んでいて、がんや循環器疾患の既往歴のない40~69歳の男女約10万人を1990年から2011年まで追跡調査を行い、得られたデータから解析を行いました。

 

適度なお酒で死亡リスク低下

調査の結果、男性の場合は全くお酒を飲まない人に比べ、たまに飲む~週に499g(ビール大瓶約21本)のお酒を飲む人の全死亡リスクが低下しました。

逆に週600g以上(ビール大瓶約28本以上)のお酒を飲む人の死亡リスクは明らかに上昇しました。

 

女性の場合は全くお酒の飲まない人に比べ、たまに飲む~週に149g(ビール大瓶約7本)のお酒を飲む人の全死亡リスクが低下しました。

逆に週450g以上(ビール大瓶約21本以上)のお酒を飲む人の死亡リスクは明らかに上昇しました。

 

休肝日を設けると死亡リスクが低下

また、週に1日以上お酒を飲む人だけを対象に休肝日の有無と死亡リスクとの関係を調べました。

 

その結果、男性の場合、”週に1~2日の休肝日を取る”かつ”飲酒量が週150g未満(ビール大瓶約7本未満)”の人の全死亡リスクが低下していました。

また、週に1~2日の休肝日を取ると、飲酒量にかかわらず”がん”や”脳血管疾患”による死亡リスクが低下していました。

ちなみに女性の場合は休肝日と死亡リスクに関係が見られませんでした。

 

量を減らすか休肝日を作るか?

お酒が好きな方によく聞かれる質問として

”1度に飲む量を減らす方が良いのか、休肝日を設けた方が良いのか”

というものがあります。

”飲む量を減らして休肝日も設ける”というのが最善の答えではあるんですが、今回の研究を参考にするのであれば、一度に飲む量を減らす方が効果的とのことです。

 

飲む量も全体的に見れば、男性はビール大瓶2本まで、女性はビール大瓶1本までが良さそうです。

ちなみにビール大瓶1本で633mlとのことなので、男性は500mlを2本まで、女性で1本までにしておけばセーフってことになります。

 

 

適度な飲酒は百薬の長だった

今回の研究結果を見ると、適度な飲酒はやはり健康に良いと言えそうです。

お酒が好きな方は適度な飲酒で健康を手に入れましょう。

 

ただし、脳にとってはお酒は完全に害になるようです。

飲み過ぎには十分にお気を付けください。

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参考文献