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夜間の人工的な照明によって乳がんリスクが73%高まる

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近年増加の乳がん

近年何かと話題の乳がん。

小林麻央さんが乳がんでお亡くなりになったことは記憶に新しいところ。

まだ若かったので残念です。

 

世界的に見ても女性に最も多いガンが乳がんで、日本でもこの50年ほどでずいぶんと増えてきたガンです。

2008年には約46万人が乳がんで亡くなっているとのこと。*1

 

女性としてはできるだけ予防したいがんのひとつかと思います。

そんな乳がんを予防するためには、夜間の照明に気をつける必要があるかもしれません。

 

夜間の照明で乳がんが増加

ハーバード大学のJamesらは夜間の屋外灯と乳がんの関係について調査を行いました。*2

米国の看護師の健康調査のデータを基に屋外照明と乳がんの関係を調査。

1989年から2013年の間に109,672人の女性看護師を追跡調査しました。

屋外の明るさは人工衛星から送られてくるデータを利用。

 

その結果、夜間に人工的な照明で外が明るい地域に住んでいる女性は乳がんになりやすいということがわかりました。 

夜間の屋外の明るさを5段階に分けて調べたところ、最も明るかったグループは最も暗かったグループに比べ、乳がんのリスクが14%増加していました。

 

また、統計学的に有意差ありとは言えないようですが、他のグループも夜間の明るさが増すにつれて乳がんのリスクが高くなる傾向が見られたとのこと。

ちなみに夜に働く女性にこの関係は顕著に見られたとのことです。

 

夜間の照明で乳がんリスクが73%増加

イスラエル・ハイファ大学のKloogらの研究グループも、夜間の灯りと乳がんの関係を調べています。*3

この研究では、夜間の照明が最も暗い地域と最も明るい地域を比べたところ、夜間の屋外照明の明るい地域は乳がんのリスクが73%も高まったとのことです。

ちなみに肺がんとの関係も調べていますが、肺がんと屋外照明には関係が見られなかったようです。

 

国別で調べても夜間照明と乳がんの関連はアリ

同じハイファ大学のKloogらは夜間照明と乳がんの関係を国別で調べています。*4

世界164カ国の夜間の明るさと乳がんの関係を調べたところ、夜間の照明が少なく暗い国に比べ、夜間も人工的な照明で明るい国に住んでいる人は乳がんリスクが30~50%高いことがわかりました。

 

やはり街灯と乳がんリスクには関係がありそうですね。

 

田舎に住めば乳がんになりにくくなるかも

どの研究においても、夜の屋外の明るさと乳がんに関係が見られたということでした。

まだまだ今後の研究が必要ということでしたが、少なくとも夜間の屋外照明が明るくて乳がんが減るということはまずなさそうです。

 

乳がん予防のためには夜間の照明に気をつける方が良いでしょう。

乳がん予防の為には深夜まで明るい都会に住むのではなく、街灯も大して設置されていない夜は真っ暗な田舎に住むほうが乳がんになりにくいってことになりますね。

 

ちなみに屋外の騒音も乳がんのリスクを高めるという報告があります。

www.moshimoshishimoshi.com

田舎に住めば屋外照明も屋外騒音もどちらの問題も解消されて一石二鳥です。

乳がん予防のためには田舎に住みましょう。

 

屋内の照明にも気をつけたほうが良いかも

今回紹介した研究は、夜間の屋内の照明ではなく、屋外の照明で調査が行われています。

屋内の照明の調査は行えないからなんですが、これらの研究から考えれば、家の中の照明にも気をつけた方が良さそうです。

夜間は照明を全て消し、ロウソクの明かりで生活をしましょう。

 

 

まあ冗談はさておき、実際は日が暮れても電気を付けないって生活は難しいかと思います。

ただ照明が体内時計に影響を与えているのは明らかなので、照明の光度を落としたり、一定時刻以降はテレビやスマホを見ないといったことでも乳がん予防に繋がるかもしれません。

 

特にブルーライトは体内時計を乱し、睡眠状態を悪化させることで健康等に悪影響を及ぼすことが報告されています。

ブルーライトカットのメガネを着けることで睡眠ホルモンの状態や睡眠状況が改善したという報告もあります。

www.moshimoshishimoshi.com

夕方以降はブルーライトカットのメガネをかけて生活を行うことで乳がんの予防に効果があるかもしれません。

ぜひお試しください。

 

寝室の明るさと乳がんは関係ないかも

屋内の明るさに関しても気をつけるべきという話をしましたが、乳がんに関してはあまり関係がないのかもしれません。

 

スペイン・ISGLOBALのGarcia-Saenzら研究グループは、バルセロナとマドリードの住民を対象に、夜間の屋外照明の明るさや就寝時の部屋の明るさと乳がん・前立腺がんの関係について調査を行いました。*5

 

その結果、屋外照明の最も明るい地域は最も暗い地域に比べて乳がんや前立腺がんのリスクが明らかに高くなりました。

また、就寝時の寝室の明るさが明るいほど前立腺がんのリスクが高くなりました。

ちなみに乳がんと寝室の明るさには関係が見られなかったとのこと。

 

あくまで夜間の街灯の明るさが乳がんと関係しているようですね。

寝室は明るくても乳がんには関係がなさそうです。

 

参考文献