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奈良の加圧トレーナー下司健太郎の健康・ダイエット情報

血圧、心拍数からみた加圧トレーニングの安全性

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こんにちは。

奈良の加圧パーソナルトレーナー下司健太郎です。

この記事では加圧トレーニングの安全性について書いています。

 

加圧トレーニングは危険?

加圧トレーニングの指導をしていてよく言われることとして

「加圧トレーニングって危ないんでしょ?」

ということです。

なんかイメージ的には血を止めるから負担が大きい…みたいな感じですよね。

 

「加圧トレーニング 危険」

というキーワードで検索すると検索結果として120万件位出てくるので、それくらい危険性に関して知りたいって方が多いということですね。

検索結果に出てきたいくつかのページを見ると内容は微妙なものではあるんですが…。

 

加圧トレーニングにはもちろんリスクはあります。

決してリスクゼロのトレーニングではありません。

ただし、それは加圧トレーニングに限らずどのトレーニングも同じです。

 

普通の筋トレでも関節を痛めたり、血圧が急上昇したり、下手したらベンチプレスで死んだりしています。

人気のランニングでも膝を痛めたり、足裏を痛めたり、ランニング中に心臓発作で亡くなったりします。

それでも筋トレやランニングが勧められるのは、リスクに対してメリットが大きいからです。

加圧トレーニングも同じで、そのリスクをきちんと管理さえすればメリットの大きいトレーニングと言えます。

 

さて、安全なトレーニングなんですけど、加圧トレーニングの指導者が加圧トレーニングが安全だといくら言っても信憑性には欠けてしまいますよね。

私なら信用しません。

第三者が調べた結果が安全であればそれは信憑性が高いと言えそうです。

 

ということで、今回は加圧トレーニングと普通の筋トレの安全性を比較した研究を紹介致します。

 

加圧トレーニングの心臓への負担を調査

ブラジル・ペルナンブコ連邦大学のNetoらの研究グループは加圧トレーニングの安全性に関して調査を行いました。*1

調査は、1990年1月~2015年5月までに行われた加圧トレーニング(血流制限トレーニング)に関する研究のうち、基準に満たす研究の

  • 血圧に関する研究21件
  • 心拍数に関する研究19件
  • RPP(心拍数×収縮期血圧)に間する研究4件

以上の研究結果を基に調査を行いました。

心臓への負担の掛かり方に関して調べた研究をまとめたわけですね。

 

トレーニングの内容は、

  • 低強度の筋力トレーニング
  • 低強度+血流制限トレーニング(加圧トレーニング)
  • 高強度の筋力トレーニング(通常の筋トレ)

以上の3つのトレーニングを行った場合の心臓への負担の掛かり方に関して調べました。

 

結果

その結果、心臓への負担の掛かり具合は、

軽い筋トレ<加圧<<普通の筋トレ

という結果になったようです。

加圧トレーニングは普通の筋トレに比べると安全ということが言えます。

 

低強度の筋トレよりは心臓への負担は大きくなっていますが、そもそも低強度の筋トレに効果がないので気にする必要もありません。

あと、年齢や上半身か下半身での違いは見られなかったとのこと。

 

注意としては、加圧ベルトの幅が広いほど数値が高くなったとのこと。

ただ、これに関しては加圧トレーニングの場合は幅の広いベルトというものがないのでそれほど問題ではありません。

研究室での実験の場合は血圧計のカフのようなもので行ったりすることもあるので、そういう場合は数値が高くなるのかと思われます。

 

また、ベルトを巻いている時間が長いほど数値が高くなりました。

これも当然時間が長いほど負担は大きくなりますよね。

なので加圧トレーニングの場合はいくら長くても15分程度までです。

大抵は10分以内にベルトを外すので、これも大きな問題とは言えなさそうです。

 

一応研究者曰く、

「数値の変化は正常範囲内で、加圧トレーニングは安全なトレーニングだ」

とのこと。

加圧トレーニングが安全かどうかが不安でって方は、安心して加圧トレーニングを受けていただければと思います。

 

参考文献