こんにちは。
奈良の加圧パーソナルトレーナー下司健太郎です。
この記事ではサウナの健康効果について書いています。
サウナ発祥の地はフィンランド
銭湯などに必ずと言っていいほど設置されているサウナ。
フィンランドが発祥の地とされ、1000年以上の歴史があるようです。*1
そんなフィンランドではなんと男女混浴サウナがあるとのこと。
日本にも混浴はありますが混浴というのは名ばかりで、実際はほぼ男湯という状態です。
そんな日本の混浴とは違い、実際に男女が裸で一緒に入るとのこと。
裸でサウナに入り、ビールを飲んだりすることもあるようです。
羨ましいけしからん!
さてそんなサウナですが、血管の健康にとって良いのかもしれません。
サウナの健康効果について調査
東フィンランド大学のLaukkanenらの研究グループは、サウナが健康に与える影響について調査を行いました。*2
平均年齢51.9歳の男女102人(男性56%)に30分間サウナに入ってもらい、身体の変化を調べました。
ちなみにサウナの環境は温度73℃、湿度10~20%という状態です。
日本の一般的なドライサウナよりも若干低めの温度ですが、十分暑いと言える環境です。
30分間のサウナ浴の後に身体を調べてみると
- 収縮期血圧:137mmHg→130mmHg
- 拡張期血圧:82mmHg→75mmHg
- 頸動脈大腿動脈間脈波速度(動脈の柔軟性):12%改善
という結果になりました。
おまけにサウナに入っている時の心拍数は適度な運動をしているレベルまで上昇し、体温も2度上がったとのこと。
サウナに入ろう!
サウナに入ると血管が柔らかくなって心肺機能も鍛えられるかもってことですね。
サウナが意外と健康に良いようです。
私は銭湯に行ってもサウナにはほとんど入らなかったのですが、今度行くときには30分入ってみようかと思います。
運動でも血管や心肺機能は鍛えられますが、運動は嫌いって方も多いかと思います。
そんな方は、サウナに30分入ると運動の替わりになるかもしれません。
もちろんですが、サウナご利用時には水分補給を十分に行うように気を付けましょう。
余談ですが、サウナの直後に冷水に浸かると血圧が明らかに上昇するようです。*3
この実験では不整脈などは起きなかったようですが、”年寄りの冷や水”ともなりかねませんので血圧などに問題のある方はサウナ後の水風呂には気を付けてくださいね。