こんにちは。
奈良の加圧パーソナルトレーナー下司健太郎です。
この記事では簡単に甘いお菓子がやめられる裏技をご紹介しています。
甘いお菓子の誘惑
ダイエットの大敵である甘いお菓子。
食べたらダメだとわかっていても、つい手が伸びてしまう…。
そんな経験のある方は多いことでしょう。
やめようと努力するとその反動でまたたくさん食べてしまう…。
その結果、ダイエットはいつまでたっても進まないどころかむしろ体重が増えている気が…ということになったりします。
そんな甘いお菓子ですが、睡眠時間を延ばすだけでお菓子をやめられるかもしれません。
睡眠時間の延長と食事の内容を調査
過去に行われた研究によると、睡眠不足が肥満に関係することが報告されていましたが、睡眠時間を延ばすことで食事の内容が変わるのか、ダイエットに役立つのかということははっきり分かっていませんでした。
そこでロンドン大学のHayaらの研究グループは睡眠時間を延ばすことによる食事の変化に関して調べました。*1
実験は、普段の睡眠時間が7時間以下で若干睡眠不足気味の若い健康なボランティア42人を対象に実施。
- 睡眠時間を延ばすグループ21人
- 睡眠時間そのままのグループ21人
以上の2つのグループにわけて4週間過ごしてもらい、睡眠時間の改善が食事に影響するのか調べました。
ちなみに睡眠時間を延ばすグループには睡眠に関するアドバイスを行うことで、ベッドに入っている時間が平均約1時間、睡眠時間は平均21分間延ばすことができたようです。
さて、4週間の食生活を調べたところ、摂取エネルギーはどちらのグループも差がありませんでした。
しかし、睡眠時間を延ばしたグループは”糖類”の摂取量が平均10.3g少なくなったとのことです。
睡眠時間を増やすとおやつが減る
糖類の摂取量が減る≒甘いお菓子が減るということです。
ということは、睡眠時間を延ばすだけで誰でも簡単にお菓子がやめられるということです!
睡眠時間を増やすために掛けられたアドバイスというのは、
- 睡眠時間を確保する
- ベッドルームではスマートフォンを触らない
- 寝てばかりでなく定期的に運動を行う
- カフェインを減らす
- 寝る直前に食べない
といったごくごく簡単なことです。
ついでにブルーライトカットで睡眠の質が上がる!の記事のように寝る数時間前からブルーライトカットの眼鏡を付けてもらい、快眠を手に入れる新常識!重たい毛布で寝る! の記事のように重たい毛布を使えばぐっすり睡眠を取れること間違いありません。
睡眠時間を増やすだけで1日の砂糖の量が10グラムも減るのはなかなか馬鹿になりません。
角砂糖3個分に相当します。
1年で考えると角砂糖1,095個分です。
これを苦しい努力も必要なく、睡眠時間を増やすだけというのはぜひ取り入れるべきです。
甘いものがどうしてもやめられないって方は、まず睡眠時間を増やしみてはいかがでしょうか。