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加圧トレーニングとは?加圧の効果・デメリット・よくある質問など

体幹にも効果が出る!加圧トレーニングの効果転移について

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こんにちは。

奈良の加圧パーソナルトレーナー下司健太郎です。

この記事では加圧トレーニングのおける効果の転移について書いています。

  

加圧トレーニングの特徴”効果転移”

加圧トレーニングの特徴のひとつに

”効果の転移”

が挙げられます。

加圧トレーニングを行なった部位とは別の部位の発達も促される現象のことです。

 

今回はそんな加圧トレーニングの効果転移に関してご紹介します。

 

加圧トレーニングの効果転移に関する実験

オーストラリア・ディーキン大学のMayらは加圧トレーニングの効果転移について実験を行いました。*1

24人の男性を

  • 加圧トレーニングを行うグループ
  • 加圧せずにトレーニングを行うグループ

以上の2つのグループに分けて実験を実施。

 

どちらのグループもまず”片腕”だけアームカールを行います。

強度は50%1RMで10回を3セット。

楽々終えることができるような内容で、普通なら筋肉が発達することのないトレーニングです。

 

その後にレッグエクステンションを行います。

強度は30%1RMで3セット。

ここでグループに差を付けます。

加圧グループは加圧状態でのレッグエクステンションを行い、加圧なしグループは普通にレッグエクステンションを行います。

レッグエクステンションだけ加圧のありなしという差を付けたわけです。

 

結果

その結果、

膝を伸ばす筋力は、加圧グループが加圧なしグループに比べて2倍の増加が見られました。

もちろん筋肉量も増加しています。

脚に関しては普通に加圧トレーニングを行なったので当然です。

 

ここからが今回の重要なポイント。

加圧グループはトレーニングを行なった側の腕の筋力、筋肉量が大きく増加しました。

対する加圧なしグループのトレーニングを行なった側の腕の筋力には変化が見られませんでした。

 

50%負荷のアームカールなので加圧なしグループに効果が出ないのが当たり前です。

ところが、腕とは関係のない脚の加圧トレーニングを行うことで、離れた部位である腕の発達をも促したということです。

 

ただし、加圧グループも加圧なしグループも、トレーニングを行わなかった腕には変化が見られませんでした。

加圧を行なったとしても使っていない筋肉の発達を促すことはできないということです。

あくまで使った筋肉の発達を促すということですね。

加圧トレーニングの効果が転移したと言えます。

 

効果転移の応用

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今回紹介したような加圧トレーニングの効果転移はいろいろと応用が効きます。

いくつかご紹介いたします。

 

スポーツ動作を行なってから加圧をする

加圧トレーニングはスポーツ現場で大変役に立ちます。

足が速くなる方法 加圧スプリントトレーニング の記事のように、加圧状態でランニングなどの競技動作を行うという方法があります。

 

ただし、加圧状態で素振りやボールを投げるなどの動作はベルトが邪魔で物凄くやりにくく、下手をするとフォームを崩すといった悪影響を及ぼしかねません。

とは言え、普通の素振りやボールを投げるといった動作だけでは運動強度が低すぎて筋肉の発達は期待できません。

 

ここで加圧の効果転移の応用が効きます。

素振りやボールを投げるといった競技動作を行なった後に加圧トレーニング行うことで、素振りやボールを投げる時に使われた筋肉の発達を促すことができます。

 

加圧トレーニング効果転移はどんな競技でも応用ができるので、スポーツをしている人にとっては大きな武器になることでしょう。

 

リハビリへの応用

腕や脚のリハビリには直接加圧トレーニングによるリハビリが行えますが、肩や腰などに対しては直接加圧トレーニングを行うことができません。

ただし、ここでも加圧トレーニング効果転移が応用できます。

 

リハビリを行なった後、患部に影響がない箇所への加圧トレーニングを行うことでリハビリ部位の筋肉の発達が促されます。

 

例えば、肩のリハビリとして棘下筋や棘上筋という肩のインナーマッスルと言われる筋肉を鍛えることがあります。

チューブを引っ張ったりして地味に行うリハビリです。

 

棘下筋や棘上筋は肩の筋肉なので直接加圧トレーニングを行うことはできません。

しかし加圧トレーニングの効果転移を狙って、肩のリハビリを行なった後に肩への影響が少ないであろう脚の加圧トレーニングを行うという方法があります。

脚の加圧トレーニングによってリハビリで使った筋肉の発達を促し、リハビリからの回復を早める効果が期待できます。

 

どこの部位でも応用が効くので、怪我を早く治したいって方にとって力強い武器になることでしょう。

 

体幹トレーニングへの応用

ダイエットを行うにあたり引き締めたい部位No.1はやはり”お腹”でしょう。

お腹を引き締めるためには体重を落とすことも大切ですが、お腹周り・体幹を鍛えることがもちろん大切になってきます。

最近は体幹トレーニングも流行っていますしね。

 

この体幹トレーニングにも加圧トレーニング転移効果が応用できます。

体幹を鍛えること自体は凄く大切なんですが、いわゆる”体幹トレーニング”はどうしても強度が低く、筋肉の発達には十分な負荷を加えることができません。

 

そこで、体幹トレーニングで体幹の筋肉を十分に刺激した後に加圧トレーニングを行います。

加圧トレーニングによって体幹トレーニングで使われた筋肉の発達が促され、体幹トレーニングの効果が早く出てくることが期待できます。

 

スポーツやダイエットのためにも重要な体幹。

その体幹を鍛える体幹トレーニングの効果を上げるためにも加圧トレーニング効果転移が役立ちます。

 

持久力向上への応用

マラソンなど長い時間運動を行うには持久力を高めることが大切です。

持久力にもいくつかありますが、代表的なものとしては心臓の働きを高めるということ。

心臓から力強く血液を送り出すことができれば持久力は高まります。

 

持久力が重要なスポーツ選手の場合、スポーツ心臓と言われる心臓の筋肉が発達して大きくなった状態が数多く見られます。

心臓の血液を送り出す力が強くなるので心拍数が低下します。

一般人の安静時心拍数が60~90台程度に対し、マラソン選手の安静時心拍数が40台という話は聞いたことがあるかと思います。

心臓も筋肉なので鍛えれば強くなり、持久力も高まるってことですね。

 

この心臓に対しても加圧トレーニングの効果転移が応用できます。

 

ランニングなど心拍数を高めて心臓に負荷を与えた後に加圧トレーニングを行うことで、心臓の筋肉の発達も促されます。

 

ランニングの量を増やすことでも心臓を強化することはできますが、ランニングの量が増えることで筋肉や関節に対する負担も増えてしまいます。

筋肉や関節への負担が増えると現れる問題が”怪我”ですね。

怪我をしてしまってはもちろん走れなくなるので持久力を高めるどころか下げることになってしまいます。

 

加圧トレーニングの効果転移を応用することで、ランニングの量を増やさずに心臓の強化が行えるということになります。

ランニングを増やさないので怪我を予防できる上に持久力の向上効果も期待できます。

 

持久力の必要なスポーツをしている人には嬉しい効果ではないでしょうか。

 

まとめ

加圧トレーニング自体の効果ももちろん高いのですが、効果の転移を応用することで汎用性の物凄く高いトレーニング方法となります。

応用方法はその方の目的よって大きく膨らみます。

 

効果の転移を狙って加圧トレーニングを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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加圧トレーニングをご自身のトレーニングに活用したいってかたはぜひご検討ください。

 

参考文献