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奈良の加圧トレーナー下司健太郎の健康・ダイエット情報

女性は乳製品を摂っても骨粗鬆症の予防にはつながらない?

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この記事では乳製品の摂取と骨折のリスクの関係について書いています。

 

高齢者の大きな問題である骨粗鬆症。

日本では1,000万人以上が骨粗鬆症とされており、特に女性にとっては大きな問題となっています。

 

骨粗鬆症を予防するためには乳製品を食べると良いとされていますよね。

ところが、乳製品を摂っても背骨の骨折には効果がないという報告があります。

  

乳製品と背骨の強さの関係

オランダ・ヴァーヘニンゲン大学のvan Dongenらは乳製品の摂取と骨密度の関係について調べています。*1

32~81歳の男女2,626人(男性1,522人、女性1,104人)を対象に乳製品の摂取と背骨の骨密度の関係について調べています。

オランダということもあり男女とも乳製品の摂取頻度は高く、平均週6回乳製品を食べていました。

 

調査の結果

調査の結果、男性は牛乳、牛乳+ヨーグルト、牛乳+ヨーグルト+チーズといった乳製品をたくさん食べていると骨が強くなりました。

ところが、女性はクリームと骨密度に関連が見られたことを除き、乳製品と骨の強さに関係は見られませんでした。

 

股関節の骨折予防には効果がある?

女性は乳製品を食べても背骨は強くならないという結果でしたが、他の研究では股関節の骨の骨折予防には効果あるという報告もあります。*2*3

ハーバード大学医学大学院のSahniらの研究によると、牛乳もしくは牛乳+ヨーグルトをたくさん食べるほど太ももの骨の骨折リスクが低下したとのこと。

ただ、背骨の骨折予防効果は見られなかったとのこと。

 

骨を丈夫にするには運動が大切

今回紹介した研究は乳製品の摂取量を調べているわけですが、骨を丈夫にするには乳製品だけでは足りません。

骨を丈夫にするために大切なのは

運動

です。

 

ただし、高齢の方が好むプールでのウォーキングや自転車でのサイクリングでは骨を丈夫にする効果はほとんどありません。

骨を丈夫にするためには骨に衝撃がかかる運動が重要です。

プールのウォーキングではなくジョギング・階段を降りる・縄跳びといった着地で衝撃のかかる運動が必要です。

1分間のジョギングでも骨が強くなることが報告されています。

www.moshimoshishimoshi.com

これらの運動を行うと骨が刺激され、衝撃に負けまいと骨が強くなろうとしてくれます。

骨に刺激を与えた状態で乳製品を食べれば、より骨の強化につながることでしょう。

 

特に女性はホルモンの関係もあり、閉経後は骨折のリスクが高くなります。

一度骨折をしてしまうと運動量が減り、ますます骨は脆くなってしまいます。

そうならないように、普段から身体を動かす&乳製品を食べて骨を丈夫にするようにしましょう。

 

参考文献