ダイエット

痩せたいなら運動する日の朝食は食べるな

ダイエットしたいなら朝食を食べなければいけない!

そんな風潮があります。

朝食を抜くと他の食事でたくさん食べてしまうからむしろ太ってしまうと言われたりもします。

 

それは本当でしょうか?

今回はそんな朝食を食べた場合と抜いた場合での1日のエネルギー収支に関する研究を紹介致します。

 

朝食あり or 朝食なし

英国・バース大学などの研究者らが運動前の朝食を食べた場合と食べなかった場合の1日のエネルギー収支について研究を行っています。*1

実験は普段から運動をしている若い男性12人(平均年齢23歳)を対象に行われました。

参加者に

  • 朝食 → 何もしない
  • 朝食 → 運動
  • 朝食なし → 運動

以上の3つの実験方法をそれぞれ別の日に行ってもらいました。

 

「朝食 → 何もしない」グループは、朝食として431kcalのオートミールを食べてから3時間休んでもらいました。

「朝食 → 運動」のグループは、朝食として431kcalのオートミールを食べ、2時間休憩したあとに1時間自転車をこぐ運動をしてもらいました。

「朝食なし → 運動 」のグループは、朝食を食べず2時間休憩したあとに1時間自転車をこぐ運動をしてもらいました。

 

それぞれのグループはその後に昼食・おやつ・夕食を自由に食べてもらい、それぞれのグループの摂取カロリーや消費カロリーの測定を行いました。

 

 

実験の結果、1日のカロリー収支は

  • 朝食を食べて休憩のグループは+492kcal
  • 朝食を食べて運動したグループは+7kca
  • 朝食を抜いて運動したグループは-400kcal

という結果となりました。

 

運動前の朝食を抜くとダイエットできるかも

冒頭に書いたとおり、朝食を抜くと他の食事でたくさん食べてしまうというのは本当のようです。

この実験でも朝食を抜いて運動すると当然お腹が空くので、昼食は他のグループよりもたくさん食べています。

 

ただ、その後のおやつをたくさん食べるということはなく、むしろ少なく済んでいます。

その結果1日トータルでマイナス400kcalという結果となっています。

朝食分のカロリーが丸々マイナスに繋がっているってことですね。

 

 

他のグループはどうでしょう。

 

朝食を食べて休憩のグループは当たり前ですが1日のカロリー収支はプラス(カロリーオーバー)になっています。

運動をしていないので消費カロリーが少ないというだけでなく、おやつも自由に食べることができるという実験なので、完全にカロリーオーバー状態です。

 

 

朝食を食べて運動したグループは運動して消費カロリーは増えたものの、昼食でたくさん食べてしまって1日のカロリー収支はトントンといった感じです。

過去にはランニングをしてもダイエットはできない、下手すると太るって報告もあるわけですが、この実験でも同様の結果となっています。

 

ということで、運動する時は朝食を抜くとダイエットできるってことですね。

 

ただ、この実験では午前中に運動をしているので午後に運動をする場合はどうなのかは分かりません。

また、若い男性が対象となっているので女性の場合や高齢者の場合に同じような結果が見られるのかどうかはわかりません。

 

とはいえ、朝食を抜いて運動をするのであればすぐに簡単に行うことができるので、試してみても良いかもしれません。

特にランニングなどの有酸素運動をしてダイエットしようと考えているのであれば、朝食抜きで運動をすると効果的かもしれません。

 

ぜひお試しください。

 

参考文献

*1:Robert M Edinburgh et al.(2019) Skipping Breakfast Before Exercise Creates a More Negative 24-hour Energy Balance: A Randomized Controlled Trial in Healthy Physically Active Young Men

関連記事