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乳がん予防に良い食習慣 野菜や果物で十分な食物繊維を!

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この記事では、食物繊維の摂取と乳がんとの関係について書いています。

  

日本で近年増加している乳がん 

女性にとって乳がんは最も身近なガンで気になるのではないでしょうか。

日本人女性の16人に1人が一生に一度は乳がんを経験するとされています。

 

歌舞伎俳優の市川海老蔵さんの妻でフリーアナウンサー小林麻央さんが、乳がんで34歳という若さでなくなったのは記憶に新しいところ。

欧米では8~10人に1人と高い罹患率となっており、食の欧米化が進む日本人もこれからさらに罹患率が高くなる可能性が考えられます。

 

さて、そんな女性なら気になる乳がんですが、十分な野菜や果物を摂ることで予防することができるかもしれません。

 

国立がん研究センターが乳がんについて調査

日本国立がん研究センターの研究グループは、食物繊維の摂取量と乳がんリスクとの関連を調べました。*1

調査は1995年と1998年にアンケート調査に回答をしてもらった45~74歳の女性44,444人を2011年まで追跡を行いました。

 

アンケート調査は138項目に及び、そのアンケート結果に基いて

1.総食物繊維摂取量

2.水溶性食物繊維量

3.不溶性食物繊維量

4.納豆及びコメの摂取量

以上の4つをさらに多い人~少ない人の4つのグループに分けて乳がんの発症リスクを比べてみました。

しかし、乳がん全体のリスクとの明らかな関連は見られなかったとのこと。

 

大量の食物繊維で乳がんが予防できる

そこで総食物繊維摂取量の最も多いグループをさらに3分割して分析。

・食物繊維の少ない0~25%

・食物繊維のちょっと少ない25~50%

・食物繊維のちょっと多い50~75%

・食物繊維の多い75~83%

・食物繊維の多い83~92%

食物繊維の多い92~100%

こんな感じの6つのグループに分けて見たところ、食物繊維の摂取量が物凄く多い人上位8%のグループでは乳がんリスクの低下が見られたとのこと。

一番少ないグループと比較すると、乳がんリスクが37%減少しました。

その一方、非喫煙者に限定した場合や、閉経状況別に解析した場合には関連が見られなかったとのこと。

 

研究者曰く、解析対象者が少なく、結果は慎重に判断する必要があるとのこと。

また今後さらなる研究結果の蓄積が必要とのことです。

 

細かく分けなくても、一番少ないグループ(下位25%)に比べると一番多いグループ(上位25%)でも乳がんリスクが下がっているように見えるんですが、統計学的に見ると有意差が無かったってことになるんでしょうね。

「乳がんリスクが下がる傾向にあった」くらいなんでしょう。

 

とりあえず、乳がんが心配って方は野菜をむしゃむしゃと食べまくってみてはいかがでしょうか。

 

他の研究でも食物繊維の摂取で乳がんが減少

食物繊維と乳がんの関係については他の研究でも明らかになっています。

中国・杭州がん病院のChenらも食物繊維の摂取と乳がんの関係について調べています。*2

 

過去に行われた24の研究を解析したところ、1日の食物繊維の摂取量が10グラム増えると乳がんのリスクが4%低減することがわかりました。

特に閉経後女性の乳がん予防には食物繊維が重要とのことです。

 

やはり食物繊維は乳がん予防に効果的と言えそうです。

 

1日800グラムの野菜や果物で死亡リスクが低下

ちなみに1日800gの野菜や果物で死亡リスクが最も低下したという報告もあります。

1日800gの野菜で最も死亡リスクが低下したということですが、それよりも少ない量であっても、野菜や果物を食べた分だけ死亡リスクは低下したとのこと。

乳がん予防以外のためにもできるだけ野菜や果物を摂るように意識してみてはいかがでしょうか。

 

参考文献