筋トレを頑張っている時、
なんとかもうあと1回持ち上げたい!
ってことがありますよね。
一時的にでも力が強くなればありがたいですよね。
一時的に力を高める方法で有名なものがシャウト効果かと思います。
叫ぶことで力が強くなるというあれですね。
グラウンドや河川敷など大声で叫んでも大丈夫な場所であれば良いかもしれませんが、スポーツクラブなど公共のトレーニング施設で大声を出すわけにはいきません。
たまに叫んでいる方もいらっしゃいますがマナー違反です。
下手をすると強制退会になってしまうかもしれません。
よって、叫ばなくても筋力を高める方法があると言いですよね。
今回は誰でも簡単に力を強くする方法を紹介します。
乱暴な言葉で体力が向上する
2017年にイギリスのキール大学の研究グループが、筋力・パワーに対する汚い言葉を発する効果について研究を行っています。*1
第1の実験として、平均年齢21歳の被験者29人に自転車を使って体力テスト(30秒間の全力こぎ)を実施。
第2の実験として、平均年齢21歳の被験者52名に握力テストを実施。
その際に、
- 乱暴な言葉を発してからテストを行う
- 普通の言葉を発してからテストを行う
以上の2つの条件に分けて実験を行いました。
その結果、乱暴な言葉を発してからバイクをこぐ事で
- 最大パワーが4.6%向上
- 平均パワーが2.8%向上
という結果が見られました。
また、握力テストに関しても乱暴な言葉を発してから行うことで
- 平均握力が8.2%向上
という結果が見られました。
乱暴な言葉を発することで身体的能力が向上する
「F●ck!」とか「Sh●t!」という中指を立てて言うような乱暴な言葉を発することで一時的に筋力やパワーが高まるということですね。
大声で叫ばなくても良いようなので、意外と使い勝手が良いのではないでしょうか。
筋トレのセット前に「F●ck」とつぶやいてからスタートしたり、体力テストの50m走や握力テストの前に「Sh●t」とつぶやいてから行うと良い結果が出るかもしれません。
乱暴な言葉を発することで身体能力が向上する理由としてまず考えられたのが、”交感神経”の影響によるものです。
乱暴な言葉を発することで交感神経が刺激され、それによって火事場の馬鹿力が出ているのではないかということです。
ところが、心拍数には変化がなかったことから交感神経が刺激されたからというわけではないようです。
ということで、現時点ではなぜ筋力やパワーが高まるのかは不明です。
まあ理由に関しては今後の研究を待つことにしましょう。
某戦闘民族の王子が乱暴な言葉を発するのには意味があった
今回は英国での研究なので、「F●ck!」「Sh●t!」なんていう言葉が飛び交う研究室だったと思われます。
想像するだけでなかなか凄い研究ですね。
日本であれば「くそったれ」とか「ばかやろう」とかでしょうか。
出典:鳥山明 集英社 「ドラゴンボール」
出典:鳥山明 集英社 「ドラゴンボール」
乱暴な言葉と言えば某戦闘民族の王子を想像する方もいらっしゃるでしょう。
乱暴な言葉を頻繁に発しているのには訳があったわけですね。
今回の研究を参考にするのであれば、乱暴な言葉を発することでパワーを高め、強敵をやっつけるためということですね。
その割にはやられていることが多いというツッコミはかわいそうなのでやめておきましょう。
乱暴な言葉を呟きながらトレーニングしてみてはいかが?
乱暴な言葉の効果に関しては、個々の性格による違いなんかも調査して欲しいですね。
いかにも血の気の多いゴツい男であれば効果がありそうですが、「うふふっ♪」って感じのお嬢様が「F●ck!!!!」なんて叫んだ場合であっても効果があるのでしょうか。
また声に出す必要があるのか、心の中で叫ぶだけでも効果があるのか、もしくは聞く事でも効果があるのかも気になるところ。
スポーツクラブで乱暴な言葉を発してばかりいると喧嘩になって強制退会になりそうです。
乱暴な言葉を聞くことでも効果があるのであればいろいろ応用ができそうです。
スポーツクラブには大抵BGMが流れていますが、「SH●T!!!!」とか「Fu●k!!!!」といった言葉を多用した曲を流しておけば、筋力が高まってトレーニング効果もアップするかもしれません。
とりあえず、乱暴な言葉を発するだけであれば簡単に取り入れることができるので、トレーニング効果を少しでも高めたいって方は「Sh●t!!」「Fu●k!!!!」と発しながらトレーニングをしてみてはいかがでしょうか。
できれば周りに聞かれないように小さな声で呟くようにしましょう。
大きな声で乱暴な言葉を発することによって喧嘩や強制退会になっても責任は負いかねますので予めご了承くださいませ。