健康

コーヒーの焙煎度による違い 浅煎りは抗酸化・抗炎症作用が強く、深煎りは脳の健康に良い

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この記事では、コーヒー豆の焙煎度を表す炒り具合と健康成分の効果の違いについて書いています。

2018/12/2更新

 

健康に良いコーヒー 

世界で最も人気のある飲み物のひとつであるコーヒー。

心臓血管疾患、糖尿病、肥満なんかに効果があることが知られています。

 

コーヒーが健康に良いことはほぼ間違いない事実です。

 

コーヒー豆の焙煎方法の違いについて

ところで、コーヒーの焙煎具合に好みはありますか?

コーヒー豆の種類によって味が変わるのはもちろんですが、焙煎具合によっても味は変わります。

 

といっても、私はコーヒーの焙煎具合と味の違いに関して全く詳しくありませんので、分かりやすい記事を引用します。

 

コーヒー豆の焙煎の種類

一般的には、浅煎りから深煎りまでを8段階に分けて表示しています。

 

焙煎の基本8段階

1、ライトロースト(Light roast)

2、シナモンロースト(Cinnamon roast)

3、ミディアムロースト(Medium roast)

4、ハイロースト(High roast)

5、シティロースト(City roast)

6、フルシティロースト(Fullcity roast)

7、フレンチロースト(French roast)

8、イタリアンロースト(Italian roast)

 

 

焙煎時間は、ライトローストの方は焙煎時間が短く、

イタリアンローストになっていくにつれて焙煎時間は長くなっていきます。

 

 

豆の色変化は、ライトローストの方は色が明るく、

イタリアンローストになるにつれて黒に近づいていきます。

 

 

味の傾向は、ライトローストの方は酸味が強く、

イタリアンローストになっていくにつれて苦味が強くなっていきます。

 

 http://alt-coffee.com/coffee8roast.html

浅煎りの方が苦味が少なく酸味が強い、深煎りの方が酸味が少なく苦味が強いようですね。

また深煎りの方が香りが強く出るようで、アイスコーヒーなんかは深煎りの豆を使うことが多いようです。

 

私はコーヒー豆の焙煎の違いを飲み比べたことがないのでよくわかりませんが、酸味の強いものはあまり好きではないので、浅煎りよりかは深煎りの方が好きかもしれません。

 

浅煎りと深煎りコーヒーの健康効果の違い

コーヒーの健康成分として挙げられるのが、カフェインクロロゲン酸です。

どちらも結構有名なのでご存じの方も多いでしょう。

この健康成分ですが、焙煎具合によっても量に違いが出てくるようです。 

 

そこで韓国・高麗大学のJungらの研究グループはコーヒー豆の焙煎具合とカフェイン、クロロゲン酸の量の違いについて調査を行いました。*1

コーヒー豆の焙煎具合を

  • ライト
  • ミディアム
  • シティ
  • フレンチ

 以上の4種類の焙煎具合で成分を比較したとのこと。

 

その結果、カフェインの量はそんなに変わらなかったようですが、クロロゲン酸の量は深煎りになるほど減っていき抗酸化作用や抗炎症作用が低下したとのこと。

 

健康の為には浅煎りコーヒーを飲みましょう

私はもっぱらインスタントコーヒーなので大抵深煎りだと思いますが、コーヒー豆を買って毎朝必要な分だけ豆を挽くって方もいらっしゃるでしょう。

そんな方は浅煎りの豆を買ってみてはいかがでしょうか。

 

またスターバックスやタリーズなどのお店でも時期によっては浅煎りのコーヒーを売っているとか。

詳しく調べていないので、興味のある方は店員さんに聞いてみてください。

 

まとめ

コーヒー豆は深煎りになればなるほど健康効果が損なわれます。

コーヒーは毎日飲むって方が多いかと思いますので、少しの違いであっても長期的には大きな違いとなってきます。

 

味の好みもありますので、

コーヒー豆の焙煎具合は我慢してライトローストにしろ!

なんてことは言いません。

コーヒーは嗜好品ですからね。

嫌いなのを我慢して飲んでいたら嗜好品とは言えません。

 

豆を買ってきてコーヒーを淹れてるって方は、今飲んでいる焙煎具合よりも浅い焙煎具合にしてみてはいかがでしょうか。

豆によってもオススメの焙煎具合が違うでしょうから、浅い焙煎に適した豆に変更するというのもありかもしれません。

 

少しでもコーヒーの健康効果の恩恵を受けたいって方は、焙煎の違いも気にしてみてはいかがでしょうか。

 

追記:深入りは深入りで健康効果がありそう

浅煎りコーヒーが良いと案内してきましたが、深煎りコーヒーは深煎りコーヒーで良い成分があるようで、脳の健康に役立つかもしれないようです。

 

カナダ・トロントにあるクレンビル・ブレイン・インスティテュート(Krembil Brain Institute)のドナルド・ウィーバー博士が率いるチームは、すでに確認されているコーヒーの摂取と神経変性疾患(アルツハイマー病やパーキンソン病など)の発症リスクの低下の間に見られる相関関係が、何によってもたらされるのかを明らかにするための研究を行った。

研究チームは、「カフェイン入りのダークロースト(深入り)」と「カフェイン入りのライトロースト」「デカフェのダークロースト」のコーヒーを対象とし、焙煎の過程で生成されるいくつかの化合物(カフェインを含む)について調査。

特に注目したのは、アルツハイマー病の発症と関連しているアミロイドβとタウタンパク質、そしてコーヒーに含まれる化合物の間にどのような相互作用があるかということだ。過去の研究で示されているのは、アルツハイマー病患者の脳内に見られるアミロイドβの異常な塊の形成をコーヒーに含まれる化合物が抑制し、それによって神経を保護する効果がもたらされている可能性があるということだ。

チームが行った実験の結果、焙煎の過程で形成され、コーヒーに苦味を与える「フェニルインダン」が、コーヒーに含まれるその他のどの化合物よりも、アミロイドβとタウの蓄積を阻害する働きを持つことが分かった。

神経の保護においては、カフェイン入りとデカフェのどちらにも含まれる(ダークローストの方がわずかに多く含有)フェニルインダンが、中心的な役割を果たしていると考えられるという。そのほかチームは、コーヒーの摂取で得られる健康効果は、複数の化合物が組み合わさることによってもたらされている可能性が最も高いとみている。

脳の健康に役立つコーヒー、焙煎度で効果が異なる可能性 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)より引用

 

コーヒー豆を深煎りすることによって作られる苦み成分が脳の健康に良いかもしれないという研究です。

元になった論文はこちら*2 

 

コーヒー豆の焙煎具合は浅煎りだとクロロゲンサンが多く抗酸化作用や抗炎症作用が強くなり、深煎りだと苦み成分であるフェニルインダンが増えて脳の健康に良いかもしれないということですね。

注意として、深煎りでフェニルインダンが増えることはわかったものの、吸収されて脳にまで届くのか、脳に対して効果があるのかまでは現時点ではわかっていません。

 

脳への効果を期待して深煎りコーヒーを飲むのも良いかもしれません。

抗酸化・抗炎症作用のある浅煎りコーヒーと脳の健康を期待した深煎りコーヒーを半々くらいで飲むと最も効果があるのかもしれません。

 

参考文献

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