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【大人限定の暗記方法】お酒を飲むだけで簡単に暗記力が高まる!?

 

下司さーん!!

記憶力がよくなる方法教えてください!

いきなりどうしたんですか?

 

今度仕事の関係で資格を摂るために勉強しているんですけど、なかなか覚えることができなくて…。

何か良い方法ありませんか?

では大人限定の記憶力アップ方法を紹介しましょう。
どんな方法ですか?
実は勉強をしてからお酒を飲むと記憶力がアップするんですよ。
ええーっ!?

 

お酒と記憶の関係

まずはお酒と記憶の関係について説明しましょう。

多量のアルコールを摂ることで記憶がなくなったり、飲酒後は暗記ができなくなることは明らかになっています。*1

これは感覚的にもわかりますよね。

 

お酒を飲みすぎて記憶がなくなったという話は誰もが一度は聞いたことがあるでしょう。

実際にお酒を飲みすぎて記憶がなくなった経験のある人もいらっしゃるかもしれませんね。

うっ…。嫌な思い出が…。

 

 

また、お酒を飲んでから勉強をしても記憶できなくなります。

お酒を飲んで酔っ払った状態で勉強をしても何も頭に入ってこないこともわかるのではないでしょうか。

 

お酒の席で行ったはずの会話の内容を忘れるというのはよくある話です。

お酒を飲むと記憶力が明らかに低下するというわけですね。

 

しかし、逆説的に酔っ払うと記憶力が低下するとともに、飲酒前に覚えたことは記憶が強くなることが明らかとなっています。*2

飲酒後の記憶が低下する分、飲酒前の記憶がはっきりと残るみたいです。

お酒で酔っ払って余計な情報をシャットダウンすることで酔っ払う前の事を覚えやすくなるわけですね。

 

ただし、このお酒を飲むと飲酒前の記憶が残りやすいというこの研究は、堅苦しい研究室で行われた実験結果によるものでした。

そのため、研究室という緊張感などなんらかの影響によって飲酒前の記憶が強くなった可能性も考えられました。

研究室内で研究者に見張られながら飲んでいる環境は普段家や居酒屋などでお酒を飲む環境とは明らかに違いますからね。

 

また、研究室で行う場合は飲むお酒の種類も指定されるので、好きでもない種類のお酒を飲み続けなければならなかったりします。

ビールが嫌いなのにビールばかり飲まされたりといった感じです。

 

という感じで、お酒を飲むと飲酒前の記憶が残りやすいというのは、あくまで研究室内のみ起きることで、実際には効果がない可能性も考えられます。

 

普段の環境でお酒を飲むと記憶にどう影響するのか

じゃあお酒を飲むと記憶はどうなるんですか?
ではこの研究を紹介しましょう。

 

英国エクセター大学のCarlyleらの研究グループは、普段の環境の中でお酒の飲んだ場合にも記憶が促進されるか調査を行いました。*3

研究室ではなく家でテレビでも見ながらのんびりリラックスした状態で自分の好きな種類のお酒の飲んでもらっても記憶向上効果があるか調べたわけですね。

 

実験は、18~53歳(平均23.26歳)の男女88名(男性31名、女性57名)をランダムに2つのグループに分けて(性別とかは考慮して)、自宅で単語を暗記してもらいました。

ちなみにイギリスでは18歳からお酒を飲むことができるとのこと。

 

さて、単語を覚えたあと

  • 一方のグループは全くお酒を飲まず炭酸水を飲むだけ
  • もう一方のグループは好きなだけお酒を飲んでいい

という条件に分けて2時間好きなだけ飲んでもらいました。

 

炭酸水のグループはただの苦行ですね。

せいぜい1Lも飲めたら良いところでしょう。

 

ちなみにお酒を飲むグループは好きなだけ飲んで良いということなので、実験だからといって控えめに飲むといった加減はしなかったようです。

結構ガバガバ飲んだようで、平均アルコール摂取量は82.59グラム、アルコール度数5%のビールに換算すると1,652mlの量を飲んだようです。

 

500mlのビール3本強です。

アルコール度数14度のワインだと1本弱です。

結構飲んでいますね。

 

しかも平均でこの量なので、これ以上の量のお酒を飲んだ人もいてますからね。

日本人と体格が違うといってもこれはなかなかの量です。

 

お酒を飲んだグループでテスト結果が高かった

炭酸水もしくはお酒を飲んでもらった翌日、飲み始める前に覚えてもらった単語をどの程度覚えているかテストを行いました。

二日酔いの人も居てるでしょうし、お酒を飲んだグループの方が結果は悪いと思いますよね。

 

ところが、お酒を飲んだグループの方が良い結果になったとのこと。

しかもちょっとお酒を飲んだ人よりも、ぐでんぐでんの酩酊状態になるまで飲んだ人の方が良い結果になったとのことです。

 

飲みすぎると飲酒前の記憶まで飛んでしまいそうですが、逆にしっかりと記憶が定着したようです。

先行研究によれば、研究室内で同じような実験をしたら同じような結果が見られていたのですが、家で飲んでも同じように飲酒前の記憶が定着しやすくなることがわかりました。

 

お酒を飲んだら記憶力アップするが飲み過ぎ注意!

勉強をしたらベロンベロンになるまでお酒を飲むほうが良いってことですね。

徹夜で勉強をするよりもお酒を飲んで寝る方が良い結果が出るかもしれません。

勉強をしてからお酒を飲むと記憶力が上がるなんで驚きです!

 

酩酊状態になるまで飲むのは翌日にいろいろと影響が出るのでオススメしませんが、記憶を良くするためにお酒を利用するのはありではないでしょうか。

少なくとも勉強のためにお酒を完全に止めるということはしなくても良いでしょう。

酔っ払うことで短期記憶が長期記憶に変換されやすくなるようです。

 

なんでお酒で記憶力が上がるんですか?

メカニズムに関してはまだ解明されていないようですが、ぐでんぐでんになるまで飲むと、脳に新たに入ってくる情報が少なくなるので、その分飲酒前に覚えた情報が長期記憶に変換されやすくなるようです。

余計な情報がなくなるので覚えやすくなるってことですね。

 

まあ、いつもいつも酩酊状態になるまで飲んでいれば単純に健康を害して勉強どころではなくなってしまうでしょう。

また、長期的に見るとアルコールが脳の萎縮を進めてしまったり、認知症のリスクを高めたりもします。

 

単語を覚えたいからと言ってベロベロになるまでお酒を飲むのは注意しましょう。

社会人の方で何かの試験に向けて勉強をしているって方は、仕事後帰宅してから勉強する方が多いことでしょう。

私も仕事が終わってからカフェとか家で勉強してます。

そんな方は寝る前に軽く晩酌でも行うと勉強の効果が高まるかもしれません。

 

試験直前になったらお酒を飲んでいる時間があれば勉強を優先ってことになるでしょうけど、まだ期間がある場合は飲酒が役に立つかもしれませんね。

勉強中の方はお酒をうまく利用してみてはいかがでしょうか。

 

ただし、あくまで勉強してから飲酒です。

飲酒しながらの勉強は明らかに記憶力が低下するので効果的ではありません。

ご注意ください。

 

嫌なことを忘れるためにお酒を飲むと逆効果?

ここからは蛇足です。

嫌なことがあった後には気晴らしにお酒を飲むって方もいらっしゃるでしょう。

憂さ晴らし、やけ酒ですね。

私も彼氏と別れた時にお酒をたくさん飲みました…。

 

ただし、お酒を飲むと記憶が定着しやすいという今回の研究結果を参考にするのであれば、嫌なことがあった後に気晴らしとしてお酒を飲むのは逆効果になるかもしれません。

嫌な事が記憶として定着しやすくなってしまうかもしれません。

 

嫌なこと、忘れたいことがあったのであれば、その日はお酒は飲まずにさっさと寝てしまった方が良さそうです。

ふて寝をしてしまいましょう。

やけ酒は逆効果です。

 

未成年の飲酒はダメですよ!

最後に注意を。

今回紹介した実験の参加者の最年少は18歳となっていますが、日本は20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。

イギリスだから18歳でもお酒を飲むことができただけです。

 

日本の高校の期末試験や大学入試のためにお酒を飲むって方法はできませんからね。

お酒は大人になってから飲むようにしましょう。

 

逆に大人の方はお酒を上手く活用すれば資格試験や昇進試験といった勉強の役に立つかもしれません。

 

まとめ

今回の内容をまとめましょう。
お酒と記憶まとめ
  • 勉強してからお酒を飲むと記憶しやすくなる
  • 酩酊状態になるくらい飲むと効果的
  • やけ酒は逆効果
  • 未成年の飲酒はダメ絶対!

という感じですね。

ポイントは勉強をしてからお酒を飲むってことですね!

 

ちらほらと「お酒を飲みながら勉強」という検索キーワードでこの記事にたどり着く方もいらっしゃるようですが、間違ってもお酒を飲んでから勉強したり、お酒を飲みながら勉強をしてはいけません。

お酒を飲みながら、もしくはお酒を飲んでから勉強しても効率は悪くなってしまいます。

あくまで勉強をしてからお酒を飲むようにしましょう。

 

私も早速試してみます!
くれぐれもお酒の飲み過ぎには十分ご注意くださいね。

 

参考文献

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