暑い季節になると冷たい物を食べたくなりますよね。
アイスや氷菓など冷たいものを食べれば暑さも多少我慢できるのではないでしょうか。
私も夏はついガリガリ君が食べたくなります。
また暑い時期に気をつけなければいけないのがご存知「熱中症」ですね。
熱中症対策に十分な水分補給が挙げられます。
水分補給が足りず脱水状態になってしまうと熱中症の中でもひどい状態に陥り、場合によっては死に至る危険が出てきます。
そんな危険を回避するためには十分な水分補給が大切なんですが、暑くて喉が乾いた時に冷たいガリガリ君を食べると脱水状態になりやすくなるかもしれません。
氷菓が喉の渇きを癒やすのに有効
オランダで行われた研究によると、喉の渇きを癒やすには風味の付いた冷たい固形物が最も有効とのこと。*1
健康な男女45人に(平均年齢25.7歳、男性8人、女性37人)喉が乾いた状態で
- 氷菓
- ただの氷
- 風味のついた冷たい水
- ただの冷たい水
以上の4種類を摂ってもらい、どれが一番喉の渇きを癒やすのかを調べました。
その結果、風味のついた固体である氷菓が最も喉の渇きを癒やすことがわかりました。
ガリガリ君やICE BOXを食べれば喉の渇きが癒されるってことですね。
ボクシングなどの階級別のスポーツは計量前には水分まで控え、喉の渇きに耐えながら減量を行う場合があいますが、ガリガリ君の様な氷菓で喉の渇きに関する問題を解消できるかもしれません。
夏場は注意が必要かもしれない
氷菓が喉の渇きを癒やすということです。
ただ、喉の渇きというのは水分が足りていないという身体の重要なサインでもあります。
水分補給に関しては世界中のいろんな団体からガイドラインが発表されていますが、喉が乾いたら水分補給を行うのが最も正確で効果的だとする意見もあるくらいです。
それくらいのどの渇きというのは大切な身体のサインであると言えます。
ということは、水分が足りていないのに氷菓を食べると身体の水分不足のサインがわからなくなってしまうということです。
炎天下で汗を大量にかいた状態で風味のついた氷菓であるガリガリ君を食べると、実際は脱水状態になっているのにわからなくなるかもしれないってことです。
真夏のガリガリ君は危険です。
脱水状態が続けば熱中症も発症してしまい、最悪の場合は命の危機に曝せれることになります。
ガリガリ君を真夏に食べてはいけません。
大変危険です。
ガリガリ君を食べるのであれば、水分不足による脱水の危険が少ないであろう真冬の寒空の下で食べるのが安全だと言えます。
ガリガリ君は真夏の食べ物ではありません。
ガリガリ君は真冬の食べ物です。
まあ半分冗談ではありますが、水分補給の際には少し気をつけた方が良いかと思います。