あなたの身長はどれくらいでしょうか。
日本人の成人男性の平均身長はだいたい171センチくらい、日本人の成人女性の平均身長が158センチくらいです。
平均身長くらいで良いって考えもありますが、背の高い人はカッコいいorキレイに見えますし、実際モデルで活躍するような人は高身長の人が多いですね。
結婚相手として女性が求める条件に「三高」というのがありますが、「高身長」が条件に入るほど高身長は人気です。
ちなみに私の身長は169センチ位です。
平均以下です。
さて、そんな高身長の人ですが、静脈血栓塞栓症のリスクが高くなり、心臓発作や脳卒中の原因になるかもしれません。
身長が高いほど静脈血栓塞栓症のリスク増大
スウェーデンで270万人くらいの人を調べた調査によると、身長が低くなるほど静脈血栓塞栓症のリスクが低下するとのこと。*1
- 190センチ以上の男性に比べ、160センチ未満の男性は静脈血栓塞栓症のリスクが65%低い
- 185センチ以上の女性に比べ、155センチ未満の女性は静脈血栓塞栓症のリスクが69%低い
という結果になりました。
血栓のリスクが半分以下です。
これは高身長のデメリット、低身長のメリットと言っても過言ではないでしょう。
身長の低い人の方がポックリ逝きにくいかも?
身長が低い方が血栓による心臓発作や脳卒中のリスクも下がるってことですね。
平均身長以下の私も死ににくいはずです。
たぶん。
さて、身長が低いと言えば絵日記漫画を毎日更新されている人気ブロガー&イクメンパパの碧乃あか男さん。
自称160cm。
実は160cm切っているというのは内緒の話。
たびたび身長の低さを娘さんにいじられていらっしゃるようですが、
「身長が低い方がポックリ逝きにくいんだぞ!(えっへん)」
と言ってあげましょう。
パパが大好きな娘さんたちはきっと喜ぶことでしょう。
たぶん。
高身長の方は貧乏ゆすりをしましょう
さて、身長が高くて静脈血栓塞栓症のリスクが高いからといって身長を縮めるわけにはいきません。
いかにリスクを低減させるか、がポイントになってきます。
研究者曰く、
「重力が関係しているんだろう」
ってことです。
重力で血液が下へ下へと追いやられ、脚に血液が溜まりやすくなります。
身長が高ければ普通は脚も長いでしょうから、脚に溜まる血液の量も多くなります。
溜まった血液がもし固まってしまったら血栓ができてしまい、それが飛んでしまうと肺とかに詰まるわけですね。
脚に血液がたまらなければ良いということは、
逆立ちで生活をすれば良い
ってわけですね。
これで脚に血液が溜まることはなくなり、静脈血栓塞栓症のリスクは低減するでしょう。
高身長の人は常に逆立ちで生活をしてください。
もちろん冗談です。
脚に血液が溜まるのであれば、それを流せば良いわけですね。
その解消に効果的なのが、
貧乏ゆすり
です。
ふくらはぎの筋肉を動かすことで、ふくらはぎの筋肉が血液をポンプのように心臓に送り返してくれます。
ふくらはぎは「第2の心臓」と言われる所以ですね。
高身長の人は普段から貧乏ゆすりをすることで静脈血栓塞栓症のリスクを下げることができると考えられます。
ぜひ意識的に行いましょう。
また、高身長にかかわらず、長時間座った状態でいると血液の流れが滞り、血栓などのリスクが高まります。
デスクワークや長時間のフライトなど、長時間座った状態が続く時は、意識して貧乏ゆすりを行うようにしましょう。
ちなみに、あまり人前で貧乏ゆすりをすると嫌がられる可能性がありますので、見られないようにひっそりと行うようにしてくださいね。
参考文献
背が高い人は心臓発作や脳卒中を引き起こす血栓のリスクが高い | 最新健康ニュース
*1:Body Height and Incident Risk of Venous ThromboembolismCLINICAL PERSPECTIVE | Circulation: Cardiovascular Genetics