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健康的(長生き)なデブと不健康(早死)なデブの違いとは?

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この記事では健康的なデブと不健康なデブの違いについて書いています。

 

太っていても健康?

近年、肥満が世界的に大きな問題となっています。

米国では3人に1人、英国でも4人に1人は肥満もしくはやや肥満とされています。

肥満、特にお腹の脂肪である内臓脂肪が多いと2型糖尿病や心不全などのリスクが高まることが知られています。

健康のためにはしっかりと運動を行い、体重を落とす必要があります。

 

さてそんな肥満に関してですが、しっかりと運動を行っていると太っていても健康でいられるかもしれません。

 

体力と身体の炎症の関係を調査

デンマーク・コペンハーゲン大学のWedell-Neergaardらの研究グループは、体力とウエストサイズと、身体の慢性的な炎症状態の関係を調べました。*1

調査は2007~2008年に行われたデンマーク国民健康調査の中の10,976人のデータを基に行われました。

 

体力テストや身体状況の計測、血液検査による身体の炎症状態の検査などを行いました。

身体の慢性的な炎症が生活習慣病に関係しているので、それを調べたわけですね。

 

結果

男女ともに体力レベルが高いほどウエストサイズが小さくなりました。

普段からよく動いていて体力のある人に太っている人は少ないということですね。

逆にゴロゴロダラダラと過ごすことの多い人は体力もなく、太っていることが多いということです。

まあ普通に考えれば当然の結果です。

 

続いて、ウエストサイズが大きいほど身体の炎症が強くなりました。

内臓脂肪が多いと身体の慢性的な炎症が起こりやすいことが分かっています。

ウエストサイズが大きいということは内臓脂肪の量が多いと言えます。

ビール腹タイプの人は身体中に慢性的な炎症が強く起きているということですね。

女性に多い下半身太りタイプの人はウエストサイズはそれほど大きくはありませんので慢性的な炎症も少なく、健康に対する影響はそれほど大きくはないと言えます。

 

また、体力レベルが高いほど身体の炎症状態が低くなりました。

普段からよく動いていて体力のある人は身体の慢性的な炎症が抑えられていたということですね。

運動を行うことで炎症が抑えられることは良く知られており、まあ予想通りの結果です。

 

最後に、特に太っている人ほど体力レベルと身体の炎症状態の関係が強く見られました。

太っていても普段からしっかりと動いていて体力のある人の炎症レベルは普通体型の人とそう変わりません。

健康上なにも問題ないような状態です。

 

ところが、太っている上に動かない人の炎症状態は普通体型で動かない人の炎症状態に比べて物凄く酷くなるということです。

普通体型の人であれば体力の低下に伴い緩やかに炎症状態が悪化していくわけですが、肥満の人は思いっきり右肩上がりで悪化していきます。

 

動けるデブは意外と健康!でも動けなると悲惨…

一番健康なのは正常な体重で普段から運動を行っている人です。

正常体重であれば多少運動不足で体力がなかったとしても、身体の炎症状態はそれほど高くはなりません。

 

しかし、太っていたとしても、普段からしっかり運動を行い、体力レベルが高ければかなり健康に近づけるということですね。

 

さて、タイトルにある健康的なデブと不健康なデブの違いは、体力があるかないかの違いということです。

動けるデブは意外と健康ってことですね。

動けるデブ最強説なんてものもありますが、フィジカル面だけでなく健康面においても以外と良いわけです。

 

ところが、動けなくなって体力が落ちたら悲惨な状態で目も当てられません。

動けなくなって体力が落ちたらただのデブということになります。

 

当然不健康なデブということになります。

生活習慣病一直線です。

早死にしたい方以外はできれば動けるうちに体重を落としてダイエットしておくと良いのではないでしょうか。

 

ただ、健康のためには絶対に痩せないといけないというわけではないとも言えます。

健康のために運動しているのに体重が落ちないという理由で運動を止めるというのは非常にもったいないと言えます。

たとえ体重が落ちなかったとしても、運動を行うことで体力レベルが上がれば間違いなく健康状態は向上します。

 

健康目的で運動を行っているという方は、体重を落とすことよりもしっかりと動いて体力をつけることを目標にすると良いでしょう。

体力が付けば健康状態はアップします。

体力をつけるために運動をしたら結果的に体重も落ちてダイエットができるという感じで考えた方が良いのではないでしょうか。

 

参考文献