最近は糖質制限ダイエットが流行っていますが、糖質制限食の代表とも言える食べ物が「焼き鳥」でしょう。
そんな焼き鳥で悩むのが「タレ」か「塩」ではないでしょうか。
甘塩っぱいタレがついた焼き鳥にかぶりつくのも美味しいです。
またシンプルな味付けで素材の味を活かす塩も捨てがたい。
ただ、ダイエット中に良いものと言えば「塩」と答える方が多いのではないでしょうか。
最近は塩が流行っているので、「焼き鳥は絶対に塩!」って方もいらっしゃることでしょう。
ダイエット中なら「タレ」よりも「塩」と思いがちですが、実はそうでもないかもしれません。
塩と食欲の関係
塩と食欲は関係していて、それについて調べた研究があります。*1
食事の内容を
- 低脂肪・低塩分
- 低脂肪・高塩分
- 高脂肪・低塩分
- 高脂肪・高塩分
といった内容で自由に食べてもらったところ、塩分が多いとそうでない場合に比べて摂取カロリーが11%増えたとのこと。
当然塩自体はカロリーゼロなので塩で食欲が増進されて食べ過ぎたってことです。
また、高脂肪の食事を摂った場合はそうでない場合に比べて摂取カロリーは60%多かったものの、食べる量には影響がなかったとのこと。
脂肪が多くても食欲には影響せず、単純にカロリーが高いので摂取カロリーが増えることになったということですね。
焼き鳥はタレ?塩?どちらが良いの?
さて、記事タイトルの焼き鳥のタレと塩ではどちらが良いかという話に戻りましょう。
ここまでご覧の方はもうお分かりかと思います。
焼き鳥を「塩」で食べると食欲が増してしまい、結局食べ過ぎるということです。
ダイエット中に焼き鳥を食べるのであれば、
焼き鳥は「塩」ではなく「タレ」を選ぶべき!
ということになります。
特に焼き鳥の「皮」を「塩」で食べるのが最悪です。
「皮」は油が多いので単純にカロリーが高いことに加え、塩で食欲が増してしまうとなれば摂取カロリーは跳ね上がってしまうことでしょう。
ダイエット中には焼き鳥の「皮」を「塩」で食べないように気をつけましょう。
おまけ 食欲のない時は塩気のあるものを
今回は塩が食欲を増進させるという内容でした。
ダイエット中には十分気をつけたいですね。
ただ、これを利用するという場面もあります。
夏バテなどで食欲が湧かない時はついついあっさりした物を選びがちですが、これは間違いです。
水気の多いあっさりしたものを食べると更に胃酸が薄まりますます食欲がなくなることでしょう。
食欲のない時は塩気が多めの物を食べるようにすれば、食欲も湧いて元気になれることでしょう。
夏バテになったときにはぜひお試しください。