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奈良の加圧トレーナー下司健太郎の健康・ダイエット情報

抗酸化サプリメントで筋トレの効果が下がるかも!?

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身体を酸化から守る抗酸化物質。

ポリフェノールなんかが有名ですよね。

赤ワインやチョコレートに多く含まれていることで注目されています。

 

そんな抗酸化作用のあるビタミンの代表として、

  • ビタミンC
  • ビタミンE

が挙げられます。

ビタミンCは水に溶ける水溶性ビタミン、ビタミンEは油に溶ける脂溶性ビタミンとして有名です。

 

運動を行うと活性酸素が発生することが有名ですが、その害を抑えるためにビタミンCやビタミンEを摂っているという方もいらっしゃるかと思います。

そんなビタミンC・ビタミンEですが、筋トレの効果を下げてしまうかもしれません。

 

筋トレと抗酸化サプリメントの効果を調査

ブラジリア大学のDutraらは筋トレと抗酸化サプリメントの効果について研究を行いました。*1

42人の女性(平均年齢23.8歳)を

  • 週2回の筋トレ+ビタミンC1g/日+ビタミンE400IU(15人)
  • 週2回の筋トレ+偽薬(12人)
  • 何もしない(15人)

以上の3つのグループに分け、10週間過ごしてもらい、実験の前後で筋肉の厚みや筋力の測定を行いました。

 

結果

何もしなかったグループに比べると筋トレをしたグループは筋肉も発達し、力も強くなりました。

当然ですね。

トレーニングをしたわけですからね。

 

ただ、抗酸化ビタミンを摂ったグループと摂らなかったグループを比べると、抗酸化ビタミンを摂らなかったグループの方が最大筋力や筋持久力の伸びが良かったようです。

ちなみに筋肉の発達具合に関しては差はなかったとのこと。

 

持久系スポーツをしている人は注意

抗酸化ビタミンであるビタミンCやビタミンEを摂っていると筋トレの効果が下がってしまうかもしれないということですね。

意外な感じがするかもしれませんね。

 

運動中に活性酸素が発生すると冒頭でも書きましたが、この活性酸素が発生するという酸化ストレスも筋肉の発達に一役買っているとされています。

この活性酸素に負けまいと身体が強くなってくれるわけです。

 

ところが、抗酸化ビタミンを摂っていると活性酸素を退治してしまうので酸化ストレスが減ってしまい、その結果筋トレの効果も下がってしまうということのようです。

特に持久力の発達を阻害する可能性が高そうです。

 

ということで、スポーツなどなんらかの競技をしている場合は抗酸化サプリメントの摂取には若干気を付けた方が良いのかもしれません。

特に持久系スポーツをしている人はむやみやたらと抗酸化サプリメントを取りまくるのは辞めたほうが良いでしょう。

 

逆に健康が目的で筋持久力とか最大筋力とかそんなに重要でないのであれば効果が下がっても問題ありません。

むしろ抗酸化サプリメントを摂ることによる活性酸素除去のメリットの方が大きくなるのではないでしょうか。

 

参考文献