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冷凍野菜・カット野菜には栄養がないというのは嘘!

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野菜が身体にとって大切な食べ物であることは周知の事実ではありますが、どうしても面倒くさかったり、食べきれないということで敬遠してしまいがちです。

そんな理由もあり、ここ数年でスーパーやコンビニで売り場面積を増やしているのが、カット野菜です。

いくつかの野菜が入っていて、袋を開ければすぐに使えるという手軽さもあり人気が集まっています。

 

また、使いやすい野菜といえば冷凍野菜です。

使いたい分だけ取り出して使うことができますし、冷凍庫で長期間保存することができます。

食べきれずに傷んでしまい、結局捨ててしまうなんてことがないのが良いところ。

 

ただ、冷凍野菜やカット野菜には栄養が全然含まれていないなんて話を耳にすることがあります。

この話は本当なのでしょうか?

今回は冷凍野菜やカット野菜に関する研究を紹介しましょう。

 

冷凍野菜の栄養は?

2007年に行われた研究では、冷凍や缶詰にされた野菜や果物の栄養価について調べています。*1

それによれば、

  • 缶詰野菜や果物は製造過程の加熱で栄養は減るが、保存中は減りにくい
  • 冷凍野菜や果物は製造過程や保存中に少しずつ栄養は減る
  • 新鮮野菜や果物は保存中や調理で大きく栄養は減る

といった結果でした。

さすがに新鮮野菜と比べれば冷凍野菜は栄養は少ないものの、保存が効くので悪くなさそうです。

逆に新鮮野菜は最初こそ栄養は多いものの、冷蔵庫に保存していると栄養が激減してしまうというわけですね。

 

 

1998年に行われた研究では、生鮮野菜と冷凍野菜のビタミンC含有量について比較が行われています。*2

研究では、冷凍のブロッコリー・エンドウ豆・サヤインンゲン・ニンジンに含まれるビタミンCの量を調べています。

それによると、

  • 庭で採れた新鮮野菜に比べれば栄養は少ない
  • スーパーで売っている野菜よりは栄養は若干少ないかも
  • 使って冷蔵庫に保存した野菜よりも栄養は多い
  • 冷凍野菜は12ヶ月保存しても結構な栄養が残っている

といった感じのようです。

 

当然ですが、一番良いのは新鮮野菜をすぐに使い切ることのようですね。

家庭菜園でも作って、収穫した野菜をすぐ食べるのが一番栄養が摂れるでしょう。

ただ、冷凍野菜も思いのほか良くて、保存も効いて栄養もそれなりにあるということでした。

むしろ冷凍野菜は下手に数日保存した野菜よりも栄養は多いこともあるようで、冷凍野菜は栄養がないとは間違いなく言えないでしょう。

 

 

2015年には新鮮野菜を冷蔵庫で保存した場合と冷凍野菜を冷凍庫で保存した場合の栄養について研究が行われています。*3

研究は、トウモロコシ・ニンジン・ブロッコリー・ほうれん草・エンドウ豆・サヤインゲン・イチゴ・ブルーベリーを比較。

その結果、冷凍野菜は新鮮野菜のビタミンに匹敵、場合によってはそれよりも多く含まれていました

ただ、カロテンは大幅に減ってしまう場合があるとのこと。

 

この研究でも冷凍野菜は新鮮野菜に匹敵する栄養が含まれていたということですね。

新鮮野菜といってもスーパーの売り場に並ぶまで数日経過していることもあり、そういう野菜においては冷凍野菜の方が栄養が多いのかもしれませんね。 

 

 

ということで、冷凍野菜は新鮮野菜よりも若干栄養が少ない傾向があるものの、保存が効くというメリットを考えれば悪くないのではないでしょうか。

むしろ冷凍野菜を積極的に活用していく方が良いでしょう。

私も冷蔵庫にブロッコリーとかアボカドの冷凍したものが入っていますが、必要な分だけ取り出して使えるので重宝しております。

 

カット野菜の栄養は?

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続いてカット野菜の栄養について見てみましょう。

カット野菜の製造工程ですが、ローソンのページを見ると以下のような感じのようです。

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カット野菜のこだわり|サラダ|ローソン より引用
  1. 野菜を切って
  2. 汚れを取り除き
  3. 綺麗に洗って
  4. 店に並ぶ

といった感じです。

 

カットした野菜を水でしっかり洗っているので栄養がないと言われるのかと思われます。

実際野菜を加工すると栄養は逃げてしまいます。

1987年には野菜を加工する際の栄養の減少について研究が行われています。*4

 

それによると、カットして次亜塩素酸ナトリウムで殺菌消毒をしたら、ビタミンBやビタミンCが約半分に減ってしまったということです。

まあそれでも栄養の半分は残っていると言えます。

 

また、カット野菜は消毒液まみれという話があります。

これに関しても2012年にカット野菜を消毒薬につけた場合に関する研究が行われました。*5

それによると、水洗いしたら全く気にしなくて良いレベルにまで減ったとのこと。

 

というか、消毒薬として使われている次亜塩素酸ナトリウムって水道水にも普通に含まれていますからね。

水道水を使っていたら消毒薬まみれかというとそうではありませんよね。

気になるなら水洗いしときましょう。

 

 

ということで、カット野菜の栄養は新鮮野菜よりも少ないわけですが、決して栄養がないわけではないので食べる意味は十分にあります。

カット野菜に栄養がないというのは嘘ですね。

 

また、新鮮野菜もそのまま丸かじりするわけではありません。

切ったり洗ったりする際に栄養は逃げてしまい、結局カット野菜とそこまで大きな差にはなりません。

むしろ残った野菜を冷蔵庫に数日保存するだけで栄養は激減してしまうので、一度で使い切れるカット野菜は栄養が少なくて特別悪いとは言えなさそうです。 

 

消毒液に関しては水洗いをすれば全く問題ない量になるとのことなので、気にする必要はないでしょう。

むしろ食中毒をほぼ確実に防いでもらえるのでありがたい処理と言えるかもしれません。

 

なにより袋から出したらすぐに食べることができたり、簡単な調理だけで一品作ることができるというメリットは捨てがたいところ。

カット野菜を活用することも良さそうですね。

 

私も「もう一品」に困った時は度々カット野菜のお世話になっております。

袋から出すだけで使えるので便利なんですよねー。

 

まとめ

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冷凍野菜やカット野菜は栄養がないというのは嘘でした。

厳密には摂れたて新鮮野菜よりかは栄養は少ないので、新鮮な野菜をできるだけ早く食べるのがベストです。

ただ、ほとんどの家庭では無理でしょう。

 

できるだけ新鮮な野菜を早めに食べるように意識はしつつ、冷凍野菜・カット野菜も非常に便利なので、積極的に使っていけば良いのではないでしょうか。

面倒だから野菜を食べないというより、若干栄養が少なくても簡単に準備ができるカット野菜や冷凍野菜を食べる方が健康にもダイエットにも良いでしょう。

 

ぜひカット野菜や冷凍野菜を活用してみてください。

 

参考文献