朝食は大切だということは周知の事実かと思います。
ただ、朝食は食べた方が良いという甘い考えで菓子パンを食べたりお菓子を食べたりしていませんか。
朝食を食べた方が良いのは間違いありませんが、朝食の内容もやっぱり大切なんですよ。
朝食の内容とお腹の脂肪の関係を調査
スイスで朝食の種類と腹部肥満の関係について調査が行われました。*1
1351人分の朝食を
- 白パン、バター、スイーツスプレッドなどのスイス伝統的な朝食
- フルーツ、無糖シリアル、ナッツ、ヨーグルトなど健康派の朝食
- 一般的なシリアル、ミルクといった西欧系の朝食
以上の三種類に分類し、ウエストヒップ比との関係を調べています。
その結果、フルーツや天然無糖シリアル、ナッツ、シード、ヨーグルトといった健康派朝食を食べる人はお腹周りの脂肪が少ないことがわかりました。
伝統的な朝食、西欧系の朝食を食べる人はお腹周りの脂肪との関係は見られなかったとのこと。
ダイエットには朝食の内容も大切
ダイエットのためには朝食は大事ってよく言われますし、実際朝食を食べない人よりも朝食を食べている人の方が体重が軽かったり、お腹まわりの脂肪が少ないことが分かっています。
その他諸々のメリットを考えると、朝食は必ず食べた方が良いと言えそうです。
ただ、どんな朝食を食べたら良いのか?
そもそも朝食の種類と体重やお腹周りの脂肪と関係があるのかイマイチ分かっていなかったわけですね。
ということで今回調べたら、やっぱり健康的な朝食を摂っている人の方が身体がシュッとしてるって結果でした。
まあ当然の結果ではありますが、朝食だからといって何でも好きなように食べて良いわけではないことがわかりました。
朝食に菓子パンとかカップ麺を食べてたらダメってことですね。
朝食も栄養バランスを考えて摂りましょうってことです。
今回の研究はスイスで行われたものなので、日本の場合はどうかはわかりません。
ただ、今回良い結果が見られたフルーツ、無糖シリアル、ナッツ、ヨーグルトなどの朝食や玄米ご飯、魚、味噌汁といった健康派純和風的な朝食を摂れば同じような結果になるでしょう。
パン派であればライ麦パンや全粒粉パンといった白くないパンを食べれば良いでしょう。
ダイエット中の方は朝食の内容にも気をつけてみてはいかがでしょう。