栄養

ビターチョコレートで運動翌日の筋肉痛が軽減するかも

みんな大好きなチョコレートが運動のデメリットである筋損傷と酸化ストレスを軽減してくれるかもしれません。

カカオポリフェノールの酸化ストレス・筋損傷に対する影響を調査

ローマ・ラ・サピエンツァ大学などの研究者達はチョコレートに含まれるカカオポリフェノールが運動による酸化ストレスや筋損傷にどう影響を及ぼすのか調べています。*1

 

実験は24人の若いサッカー選手を対象に行われました。

24人のサッカー選手の平均年齢は17.2歳で、イタリアのプロサッカーリーグであるセリエAの名門、ASローマのPrimavera(下部組織)に所属している17~19歳の選手です。

 

参加者を

  • チョコレートを食べるグループ
  • 普通の食事のグループ

以上の2つのグループにわけて実験を実施。

チョコレートを食べるグループには、カカオ85%のビターチョコレートを1日40g(20g×2回/日)を30日間継続して食べてもらいました。

 

30日間の実験の結果、チョコレートを食べたグループは

  • 抗酸化力の増加
  • 筋損傷マーカーの減少

という変化が見られました。

サッカー選手は普段からハードにトレーニングを行っていることもあって、一般の運動愛好家よりも筋損傷マーカーが高かったり、強い酸化ストレスがかかっていたようです。

 

週6日練習して、週1回は90分間の試合を行うといった感じで身体を動かしていますので、身体に対するストレスはかなり大きなものだったと思われます。

ただ、そんな状態がビターチョコレートを30日間摂ることでそれらが改善したということですね。

チョコレートで運動のデメリットを解消することができるかも

運動には様々なメリットがあるものの、筋肉の損傷や酸化ストレスといったデメリット面も存在します。

今回実験に参加したサッカー選手ほどではないとはいえ、スポーツクラブなどで運動している人も同じです。

少なからず身体にはストレスが掛かっています。

そんな運動による身体へのストレスがビターチョコレートを摂ることで軽減するということですね。

 

今回の実験では1日40gのチョコレートを食べていました。

市販の板チョコ1枚が55gとかなので、1日に1枚弱の板チョコを食べると良いということになります。

 

まあその分摂取カロリーが増えることにはなるのでその調整をする必要はあるわけですが、美味しいチョコレートを食べつつ筋肉の損傷や酸化ストレスを減らすことができるという一石二鳥の効果と言えるかもしれません。

 

もちろんですが、普段から大して運動をしていない人がチョコレートを1日40gも食べたらただ太るだけなのでご注意ください。

普段からしっかり身体を動かしているって方であれば、チョコレートを食べるメリットがあるのではないでしょうか。

 

しっかり運動をしている方はチョコレートを食べてみてはいかがでしょう。

参考文献

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