こんにちは。
奈良のパーソナルトレーナー下司です。
日本人に馴染みのなる食材でおでんの人気種のひとつである「ちくわ」
そのちくわがプロテインバーよりも優秀じゃないかとTwitterで話題になっています。
・プロテインバー(1本)160円 タンパク質10g 脂質10g 炭水化物15g まずい
・ちくわ(3本) 88円 タンパク質12g 脂質2g 炭水化物13g うまい プロテインバー買うの情弱すぎでは???????? — 小峯太一 (@kknif) October 18, 2019
なんと!?
栄養価を見ればプロテインバー1本食べるよりもちくわ3本食べる方がたんぱく質が多く脂質は少ないではありませんか!?
しかも値段は安いということでプロテインバーよりもちくわの方が優秀であると言えるでしょう。
プロテインバーを買うのは情弱で、ちくわが最強説の誕生である。
たびたび島根県の位置と間違えられやすく、砂丘以外に見どころのない地味な県(ごめんなさい!)として有名な鳥取県民は歓喜していることでしょう。(鳥取県民は日本一のちくわ好き!)
その一方、ちくわ最強説に対する異論も存在します。
塩分がネックになると思います。ちくわ5本で食塩4.3g、3本なら2.6gです(紀文HPより)。理想的な食塩摂取量は一日6gとされているので、ちくわを食べると他のメニューをかなり工夫しないといけません。ちくわ、コンビニでも売っているので、私もときどきこっそり食べているのですが。
— haya (@HAYACHAN_VR) October 18, 2019
ちくわの弾力性を出すためにどうしても塩を添加する必要があるようです。
普段から塩分に気をつけているって方はちくわ5本で食塩4.3gというのは無視できない量でしょう。
ちなみにWHOの推奨摂取量は1日5g未満です。
ただ1日に5gというのは味噌や醤油といった調味料を使う日本人にとってはかなり厳しい数値です。
世界基準ではちくわを5本食べるだけでほぼアウトという結果です。
ちくわが世界に広まらないわけですな(違う
日本人向けの数値として厚生労働省が発表している日本人の食事摂取基準(2015年版)によると、1日に男性で8g未満、女性で7g未満とされています。
ちくわ5本で1日の1日の塩分摂取推奨量の半分を満たしてしまうということで、やはりちくわは塩分が多めと言えるでしょう。
世間の流れとしては減塩に向かっているのでちくわは大敵のように思われるかもしれません。
ただ、運動でしっかりと汗を出しているのであればちくわ程度の塩分は気にしなくても大丈夫です。
むしろ汗を大量にかく夏場であれば積極的にちくわで塩分補給する方が良いと言えるでしょう。
それでも不安という方はちくわの穴にきゅうりを差し込んで食べれば良いでしょう。
きゅうりに含まれるカリウムによってナトリウム(塩分)の排出が促されます。
というわけで、高たんぱく低脂肪の最強食材であるちくわをむしゃむしゃ食べましょう。