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栄養を摂るためにコスパの良い食べ物は?意外なアノ食べ物がランクイン!?

こんにちは。

奈良のパーソナルトレーナー下司です。

 

 

米国国民健康栄養調査(NHANES)の2011年から2014年のデータを利用して栄養を摂るためのコストを調査したという論文が面白かったのでご紹介。*1

カルシウムを摂るのにコスパの良い食べ物

日本人が不足しがちな栄養素の代表として挙げられるのがカルシウムでしょう。

とりあえず牛乳を飲んどけばカルシウムは摂れるイメージもありますがどうなのでしょうか?

 

で、実際に調査したところ、カルシウムを摂るのにコスパの良い食べ物は

  1. 牛乳(乳製品):0.11セント/mg
  2. チーズ:0.12セント/mg
  3. オレンジジュース:0.15セント/mg

という順になりました。

やっぱり牛乳(乳製品)やチーズはカルシウムを摂るのにコスパが良い食べ物と言えるでしょう。

 

物凄く驚きなのがオレンジジュースです。

 

オレンジジュース??

はっ??

 

といった感じで二度見してしまいました。

 

オレンジジュースでカルシウム1mg摂るのに0.15セントかかるとのこと。

ちなみに牛乳は0.11セント、チーズは0.12セントといった具合で乳製品には及ばないものの、オレンジジュースもカルシウム摂取のためにコスパの良い食べ物と言えそうです。

 

それ以外で気になるものを挙げると

  • カルシウム強化のシリアル:0.49セント/mg
  • 豆乳・豆腐:0.22セント/mg
  • イワシの缶詰:0.30セント/mg

といった感じです。

朝食にカルシウムを添加したシリアルを食べるって方もいらっしゃるかと思いますが、今回の調査ではシリアルはカルシウム摂取に最もコスパの悪い食べ物ということになっています。

 

豆乳・豆腐・イワシの缶詰なんかもコスパの悪い食べ物として挙げられています。

日本であれば豆腐や魚はアメリカに比べると安いのであればもうちょっとコスパは良くなるかもしれません。

 

逆にオレンジジュースは日本の方がアメリカよりも高いイメージがあります。

なんか馬鹿でかい容器に入ったオレンジジュースを買うイメージがありますからね…。

日本の場合だとオレンジジュースはもうちょっとコスパが悪くなるかもしれませんね。

 

カリウムを摂るのにコスパの良い食べ物

続いてカリウムについて見てみましょう。

塩分の排出を促すことでむくみの解消などに効果があるので女性にはありがたい栄養素のひとつですよね。

 

さて、そんなカリウムを摂るのにコスパの良い食べ物は

  1. ジャガイモ・サツマイモ:0.07セント/mg
  2. ジュース:0.08セント/mg
  3. 牛乳(乳製品):0.09セント/mg

という結果が見られました。

芋はカリウムを摂るのに最もコスパの良い食べ物というわけです。

カルシウムの摂取で1位だった牛乳(乳製品)がカリウム部門でも3位に入っています。

 

で、カリウム部門での注目が2位のジュースですな。

ジュースって物凄く曖昧ですね。

 

多分100%フルーツジュースとか野菜ジュースのことを指しているのであって、どう考えてもコカ・コーラとか三ツ矢サイダーといった炭酸飲料ではないでしょう。

先程のカルシウムの摂取でコスパの良かったオレンジジュースを飲んでおけばまあ良いでしょうな。

 

食物繊維を摂るのにコスパの良い食べ物

さあ、続いて食物繊維について見てみましょう。

日本人が明らかに不足している栄養素ですな。

結果はというと、

  1. キヌア:1.53セント/g
  2. ひよこ豆:1.61セント/g
  3. パール大麦:2.47セント/g

という順になっています。

 

どれもアメリカって感じですね。

日本でも食べられてはいるものの一般的とは言えない食べ物です。

ただ、キヌアなんかはスーパーフードとかってことで最近注目されたりしているので普段から食べているって方もいるかもですな。

 

 

で、食物繊維部門で注目したいのが4位の

  • ポップコーン:5.59セント/g

です。

 

ポップコーン!?

は!?

ポップコーン??

 

という感じで再び見てしまったわけなんですが、よく考えればポップコーンの原料ってとうもろこしですもんね。

 

割高なイメージの映画館であっても、400円ほどで大量のポップコーンを購入することができるということで、スーパーでポップコーンを買ったり自宅で作ったりすればもっとコスパが良くなることでしょう。

 

とりあえず映画を見る時にはチュロスチュリトスかわからない棒状のドーナツを買うのではなく、ポップコーンを食べるようにしましょう。

合わせてオレンジジュースを飲めばカリウムも摂れて余計な塩分の排出にも役立つでしょう。

 

カロリーはお察しのとおりなので太っても知りませんが。

 

ビタミンEを摂るのにコスパの良い食べ物

さて、栄養にもいろいろありますが、最後にビタミンEについて見てみましょう。

脂溶性抗酸化ビタミンの一種で、アンチエイジングのためには欠かすことのできないビタミンですね。

 

さて、結果ですが

  1. スナック&スイーツ:36.2セント/mg
  2. 穀類:39.6セント/mg
  3. 野菜:52.0セント/mg

という結果に。

 

1位、スナック&スイーツ!?

はぁ!?!?!?

 

もうこれは完全に予想外です。

まあ確かに酸化防止剤としてビタミンEはよく使われていますし、植物油にはビタミンEが多く含まれていますからね。

 

2位の穀類は白米とか小麦粉ではなく、玄米・全粒粉・ライ麦粉とかの方がビタミンEは多く含まれているでしょうね。

ただ、普通の白米とか小麦粉よりも大抵高いのでコスパは悪くなってしまうのでしょう。

 

ということで、アンチエイジングのためにはスナック&スイーツを食べれば良いというわけですね!(暴論)

 

まとめ

ということで、いくつかの栄養を摂るためにコスパの良い食べ物について紹介致しました。

ポップコーンやスナック&スイーツを食べながらオレンジジュースを飲みましょう!!

 

 

もちろん冗談です。

まあ当然ではありますが、コスパが良いというポップコーンとかスナック&スイーツを食べまくると太って健康にいろいろ悪影響が出てくるでしょうから控えましょう。

 

一方、牛乳(乳製品)はカルシウム・カリウムビタミンDを摂るのにコスパの良い食材と言えます。

3種類の栄養素を安く摂ることができるわけですからね。

 

牛乳(乳製品)を積極的に摂るようにしておけば、カルシウム・カリウムビタミンDは十分摂れるでしょう。

とりあえず牛乳(乳製品)を摂っとけ。

 

玄米・全粒粉といった穀物は食物繊維・鉄・マグネシウムを摂るのにコスパが良いでしょう。

糖質制限が流行ってはいますが、食物繊維を摂るには穀物を摂る方が良さげですな。

 

 

今回の結果はアメリカでの結果なので日本とは物価が違います。

牛乳や乳製品なんかはアメリカの方が安いでしょうし、魚介類や海藻類なんかは日本の方が安いでしょう。

 

今回紹介したコスパの良さが日本でそのまま使えるってわけではありませんが、十分参考にはなるでしょう。

詳しい内容は原文をご覧くださいね。

誰か日本版のコスパの良い食べ物ランキング作ってくれないかしら…。

 

参考文献

Julie M. Hess et al. (2019) Comparing the cost of essential nutrients from different food sources in the American diet using NHANES 2011–2014