メンタル

運動を楽にする工夫 音楽を聞きながら運動を行うと辛さが軽減する

音楽が最大強度の運動時に与える影響を調査

音楽を聞くことで運動パフォーマンスが高まるというのは良く聞く話かと思います。

実際音楽を聞きながらランニングをしたり、試合前に音楽を聞いたりしている人も多いことでしょう。

私も音楽聴きながらランニングしているよ♪

さて、そんな音楽と運動に関してですが、オクラホマ大学の研究グループが音楽を聞きながら体力テストを行った場合の効果について調査を行いました。*1

実験の参加者は男性8人、女性9人の計17人を対象に実施。

参加者自身にテンションの上がる音楽を選んでもらい、その音楽を聞きながら1.5マイル走(約2.4km)試験を行い、タイムやしんどさに変化があったのかを調査しました。

実験の結果、音楽を聞きながら1.5マイル走を行った場合、

  • 平均タイムが10秒改善
  • 平均心拍数が4.5拍/分高い

という結果が見られました。

ただ、参加者の人数が少ないということもあり、統計学的には有意差はなく「改善の傾向があった」程度に留まります。

ところが、明らかに変化があったのは主観的運動強度です。

音楽を聞きながら1.5マイル走を行った場合は主観的な運動強度が0.5低いことが分かりました。

ダイエットするなら音楽を聞きながら運動すると良い

主観的運動強度というのは「自分で感じるしんどさ」のことです。

主観的運動強度が高いほどしんどいってことになるんですが、その主観的運動強度が0.5ポイント低くなったということですね。

主観的運動強度が0.5ポイント低くなったということはしんどさが5%軽減したって感じと同じようなものです。

しかも、テストの平均タイムが10秒も早いにもかかわらず、しんどさは5%低いってことですね。

音楽を聞きながら行った方が辛さが軽減されたということですね。

体力テストなので自分の体力の限界の状態で行います。

当然かなり辛いテストです。

中学や高校時代に1500メートル走という体力テストをしたことがある方は多いかと思います。

持久力に関する体力テストですね。

私も体力テストは大嫌いでした。

その体力テストの1.5マイル(2400メートル)版と思ってもらえればOKです。

まあ学校での体力テストは手を抜いて走ったという人も多いかもしれませんが、実験ではもちろん手は抜かず全力での実施です。

相当辛い運動のはずです。

そんな辛い運動もテンションの上がる音楽を聞きながら行えば辛さが軽減されということですね。

音楽を聞いたら体力テストが辛くなくなるわけではありませんが、辛さが少しでも軽減するというのは意外と大きな違いと言えるでしょう。

「死ぬほどつらい」が「めちゃつらい」に変われば大きいですよね。

ついでにタイムも改善するかもしれないというのはありがたい効果ですね。

まあ実際に音楽を聞きながら体力テストを行う人はいないと思いますが、音楽を聞きながら運動を行うっていうのは簡単に取り入れられますよね。

今回の実験は全力での運動をした場合に苦しさが軽減されるってことでしたが、そこそこキツイ運動の時でも多少はしんどさがマシになるのではないでしょうか。

活用できそうなのがこのブログでも度々紹介しているHIITを行う時ですね。

HIITはHigh intensity interval trainingという言葉どおり高強度で行うトレーニングです。

短時間で済むとは言え、HIITを行っている時は非常に苦しい状態になります。

そんな辛いHIITも音楽を聞きながら行えばしんどさが軽減するのではないでしょうか。

HIITはダイエットや体力強化に間違いなく効果があるのですが、ネックとなるのは結構キツイというところです。

いくらHIITが効果的と言っても辛すぎて継続できなければ意味がありません。

ところが、音楽を聴きながらHIITを行えばしんどさが軽減するでしょう。

辛さが軽減することで継続できるようになればダイエットや体力強化に大きな効果が得られるでしょう。

ついでに音楽を聞くことで心拍数がより高くなれば効果も高まるかも知れません。

音楽を聞くと運動時の辛さが軽減されるということで、強度の高い運動やHIITを行う時にはぜひ音楽を聞きながら行ってみましょう。

参考文献

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