- 私太りやすい体質なんです
- 家族みんな太っているんです
- 水を飲んでも太るんです
なんて話を耳にしたことのある方は多いことでしょう。
ある程度運動経験のある方が耳にすれば
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このたわけが!!
日頃の生活習慣が悪いだけに過ぎん!!
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と一蹴されてしまうことでしょう。
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えっ!?ちょっと!?
私そんなキャラじゃないですよね?
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…言葉の雰囲気を柔らかくするために犠牲になってもらいました。
さて、ほとんどの人の場合は厳しい言葉どおりなわけですが、実際に太りやすい体質(遺伝子)というのはあります。
普通の人よりも数百カロリー消費カロリーが少なかったりします。
たった数百と思いきや、塵も積もれば何とやらということで、長い目で見るとかなりの体重増加に繋がってしまいます。
そんな太りやすい体質の人はどうすれば良いのか?
太りやすいと諦めなければならないのか?
そんな事はありません。
最近の研究によると野菜や果物をたくさん食べると体質の影響が少なくなるようです。
肥満体質と食生活の関係を調査
この研究は果物や野菜の摂取が肥満に関する遺伝子にどう影響を及ぼすのかを調べています。
述べ14,000人強の体重に関する遺伝子を20年間に渡って調べたところ、果物と野菜の摂取量を増やすことで肥満に関する遺伝子の影響を軽減することができるとのこと。
特に肥満遺伝子を持つ人は果物や野菜をたくさん摂ることでより大きな影響があるようです。
太りやすい体質って人にとっては朗報ですね。
果物や野菜を食べれば太りにくくなる
ということで、野菜や果物をたくさん食べると太る体質の影響が少なくなるってことですね。
特にベリー類、かんきつ類、緑葉食野菜の効果が高いようです。
太りやすい体質の人はブルーベリー、グレープフルーツ、ブロッコリーを食えってことですね。
ただ、あくまで長期的な影響ということでブルーベリーとかグレープフルーツとかブロッコリーを食べたら痩せるというわけではありません。
10年とか長い目で見た時に体重の増加が少なくて済むって感じです。
1ヶ月食べたら太りやすい体質が変わるってわけではありません。
まあ、ブルーベリー、グレープフルーツ、ブロッコリーなんかは普通にダイエット中にオススメできますし、健康にも良い食材です。
太りやすい体質の人はベリー類・かんきつ類・緑黄色野菜をしっかり摂るようにすれば短期的にも体重の増加の抑制やダイエット効果が期待できますし、長期的に見ても太りやすい体質の影響が少なくなるってことで食べて損にはならないかと思われます。
太りやすい体質の方はぜひベリー類・柑橘類・緑黄色野菜をしっかり食べるようにしてみてください。
参考文献
Wang T et al. (2019) Improving fruit and vegetable intake attenuates the genetic association with long-term weight gain.