こんにちは。
奈良の加圧パーソナルトレーナー下司です。
今回はタメになる論文ではなくネタになりそうな論文をご紹介致します。
四足走行が二足走行のタイムを上回るのは2048年!?
神奈川大学による研究で、陸上100m走の4足走行のタイム予想について調べています。*1
2019年10月1日時点での陸上100m世界記録はウサイン・ボルト選手が2009年に記録した9秒58となっています。
ただこの陸上100mの記録は10秒を切ったあたりから限界と言われつつも少しずつタイムの縮めている現状です。
この調子でタイムが改善すれば、2048年には9秒383を記録することができるという予想とのこと。
ただ、もっと速く走る方法はないものか…。
2本脚がダメなら4本脚で走ればいいじゃない!!
ということで、この研究で目をつけたのは四足走行です。
四足走行による記録は2008年に18秒58がギネス世界記録として認定されました。
そこから何度も記録が更新され、現時点でのギネス世界記録は2015年に「いとうけいいち」さんが記録した15秒71となっています。
なんと7年間で2秒87もタイムを縮めているわけです。
もしかしたら将来的に2足走行の記録を上回るかもしれない…。
二足歩行の人間よりも四足歩行の馬やチーターの方が速いし、真似したらええんちゃう?
ということで分析したのが今回の研究です。
で、いろいろ分析をしてみたところ、二足走行による100mの予想記録は先述のとおり2048年に9秒383を記録するであろうとのこと。
対する四足走行はこの調子でタイムが伸びることが予想され、2048年には二足走行でのタイムを上回る9.276を記録するであろうとのこと。
おお!素晴らしい!
ギネス世界記録保持者のいとうけいいちさんは四足走行を大きくなってから始めたにもかかわらず15秒71という世界記録を樹立しています。
小さいころから四足走行の練習を行えばもっと速く走れるであろうって感じです。
飲み会での話のタネにどうぞ
ということで、2048年には四足走行が二足走行の記録を更新するであろうという研究でした。
この研究を参考にするなら、マラソンなんかも四足走行で走れば良いかもしれません。
人間よりも馬の方が速く遠くまで走れますし。
昔は馬に乗って移動したりもしたわけですし。
ちなみに、今回の分析方法でもっと先まで100mの記録を予想していくと、最終的には100m走は0秒になります。
なかなか素敵な分析方法でございますわね。
まああほみたいなちょっとした面白い研究ですね。
なんの参考にもなりませんが、お酒の席でのちょっとした話のタネくらいには使えるのではないでしょうか。
参考文献
*1:Ryuta Kinugasa,Yoshiyuki Usami(2016) How Fast Can a Human Run? − Bipedal vs. Quadrupedal Running