加圧トレーニング

スポーツ動作に加圧を追加すると良いかもしれないという研究

こんにちは。

奈良の加圧パーソナルトレーナー下司です。

 

加圧トレーニング(血流制限トレーニング)といえば腕や脚をベルトで締めて血流を制限しながら筋トレ、もしくは有酸素運動を行うというのが主流ですが、競技動作に血流制限をするという珍しい研究があったのでご紹介。

フットサル+加圧

これはイラン・カラズミ大学などによる研究でフットサルの練習中に加圧(血流制限)を行うことによる効果を調べています。*1

12人のフットサルプレーヤー(平均年齢23歳)を

  • 普通にトレーニングする
  • 加圧しながらトレーニングする

という2つのグループにわけて10回トレーニングをしてもらっています。

 

トレーニングといっても筋トレではなくフットサルの練習をしてもらうという内容です。

20m四方のコートで3分間の3対3で行うミニゲームを4~8ゲーム行うといった感じで、実際に走ったりボールを蹴ったりしています。

 

加圧しながらゴルフクラブを振ったりキャッチボールをしたりといったトレーニングは現場では結構取り入れられているんですが、こうやってきちんと研究が行われるというのはなかなか珍しいかと思います。

 

結果と考察

さて、実験の結果ですが、フットサルの練習に加圧を追加することで、筋肉の活性化とホルモン分泌の増加が見られたとのことです。

加圧しながらフットサルなどの競技トレーニングを行えば良いかもしれませんねーってことです。

 

 

ただ、個人的には技術的要素の強い動きに加圧を追加するのはオススメしていません。

やってもらうと分かりますが、ベルトが邪魔で動きにくいですからね。

 

比較的よく行われている加圧状態でのウォーキングやランニングを行う場合であっても、脚に巻いているベルトが邪魔だと感じたり、男性の場合あれのポジションがしっくりこないといったことがあったりします。

ベルトが邪魔なせいで変ながに股になったりしますから。

 

 

でもまあ逆に言えば技術的要素がそれほど強くはない運動中であれば加圧を追加するのもありと言えるかもしれません。

実際の試合に近い練習中に加圧を追加するのはNGですが、ウォーミングアップなどでボールを蹴る時であれば加圧を追加しても良いかもしれないって感じです。

ゴルフであれば実際にボールを打つ時に加圧するのはNGで、素振りをする時であれば加圧をしても良いかもしれないってことです。

 

 

まあまだ研究の数が少ないので今すぐ取り入れましょうとは言えませんが、加圧しながら全力の60~70%くらいの力でダッシュを行うと足が速くなったという報告もありますので、試しに取り入れてみても良いかもしれませんね。

参考文献

*1:Sadegh Amani-Shalamzari et al.(2019) Blood Flow Restriction During Futsal Training Increases Muscle Activation and Strength

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