柔軟性

運動後は筋膜リリースが身体の回復に有効かも

こんにちは。

奈良のパーソナルトレーナー下司です。

 

 

筋膜リリースで筋肉痛の回復が早くなるという研究があったのでご紹介

運動の筋膜リリースによる筋肉痛への影響

この研究では運動後に筋膜リリースを行うことで、筋肉痛・関節可動域・垂直跳びの記録にどう影響を及ぼすのかを調べています。*1

実験では20人の男性(平均年齢24.45歳、身長178.8cm、体重77.42kg)を対象にHIITをtabataプロトコルで実施。

スクワットを20秒間全力で行い、10秒間休憩するという内容を8セット行ってもらいました。

太ももの筋肉を思いっきり酷使したわけですな。

 

筋肉を限界までいじめた後は、片方の脚だけ筋膜リリースを行います。

筋膜リリースはフォームローラー(ストレッチポール)を使って太ももの外側と前側をほぐしています。

強さは10段階中7くらいの痛みになる程度に体重をかけ、60秒間3セット行っています。

スクワットで酷使した太ももの筋肉を結構痛いくらいの強さで筋膜リリースしたわけですね。

 

で、HIITをする前と筋膜リリースを終えた後・24時間後・48時間後に筋肉痛の強さ・関節の柔軟性・片足でのジャンプ力などのテストを行って筋膜リリースを行った脚と行わなかった脚での違いについて調べました。

 

結果

さて、実験の結果ですが、HIITを行うことでどちらの脚も筋肉が疲労しており、ジャンプ力の低下・筋肉痛が見られました。

ただ、筋膜リリースを行った脚の方が筋肉痛が軽減され、股関節の柔軟性が高まったとのこと。

筋肉痛の回復が2.5倍早まり、股関節の可動域が約4.2%高まったようです。

 

ただし、ジャンプ力に関しては筋膜リリースをしてもしなくても差はないという結果でした。

 

運動後のケアには筋膜リリースが良いかも

ということで、スクワットをしまくった後にフォームローラー(ストレッチポール)を使って筋膜リリースを行うと筋肉痛の回復が速くなりますよってことですね。

 

今回の実験ではHIITを行った後に筋膜リリースをしていますが、別にHIITの後でなくても有効でしょう。

普通に筋トレとかランニングをして疲れた筋肉に対して筋膜リリースをしてあげることで筋肉痛の軽減に役立ち、柔軟性も向上させることができます。

長い目で見れば怪我の予防なんかにも役立つのではないでしょうか。

 

運動の後には筋膜リリース

ぜひお試しください。

 

参考文献

*1:Guillaume Laffaye et al.(2019) Self-Myofascial Release Effect With Foam Rolling on Recovery After High-Intensity Interval Training