健康

女性はおしっこを途中で止めない方が良いという研究

最近骨盤底筋群を鍛えましょうってことで排尿中断運動が勧められたりします。

おしっこを途中で止めるって運動です。

 

ただ、最近の研究を見たところ、おしっこを途中で止めると残尿量が増えて排尿効率が低下してしまうとのことなので、やらない方が良いかもしれません。

 

おしっこを途中で止めるとどうなるか?

この研究はフランスのパンテオン・ソルボンヌ大学の研究で、おしっこを途中で止める運動の効果について調べています。*1

実験は20人の女性(平均年齢38.7歳)を対象に

  • 普通におしっこした場合
  • おしっこを途中で止める運動をした場合

以上の条件で残尿量や排尿の勢いなどを調べています。

おしっこを途中で止める運動は3秒間出したら一度止めて、また3秒出したら止めるというのを繰り返すという内容です。

 

さて、実験の結果を見てみましょう。

排尿後の残尿量を調べたところ、普通におしっこをした場合は平均8.2mlしか残っていなかったのに対し、おしっこを途中で止める運動をした場合は平均で36.7mlも残っていました。

おしっこを途中で止める運動をした方が明らかに残尿量が多いってことですね。

 

排尿中の勢いについても、26.9ml対17.8mlということで普通におしっこする方が勢い良く(効率良く)排尿することができました。

また、おしっこを途中で止める運動を行った場合、止めてから再開する毎に勢いが低下したとのことです。

 

おしっこを途中で止めると膀胱炎になるかも

おしっこを止める運動で残尿量が増加するってことですね。

「だからどうした?」って思うかもしれませんが、女性にとっては結構重要なことになります。

 

おしっこは雑菌を流してくれるわけですが、膀胱内に中途半端に残ってしまったら雑菌が繁殖しやすくなります。

その結果「膀胱炎」になってしまいます。

 

ただでさえ男性に比べて女性は膀胱炎になりやすいのに、おしっこを止める運動で残尿量が増えることでさらに膀胱炎になりやすくなってしまうわけです。

 

この研究でも結論として

「骨盤底筋群のトレーニングにおしっこを止める運動は行わないでください」

と書かれています。

 

別におしっこを止めなくても括約筋を締めることはできますので、おしっこは普通にして、他のタイミングで骨盤底筋群を使う運動を行うようにしてみてはいかがでしょうか。

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