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ピンク筋を増やしてダイエット!ピンク筋で痩せる理由と増やし方を紹介

ピンク筋を増やしてダイエット! ピンク筋で痩せる理由と ピンク筋の増やし方を紹介

最近「ピンク筋」という筋肉が話題になっています。

糖も脂肪も使ってくれる筋肉で、寝ている間もエネルギーを使ってくれてダイエットできるとのこと。

 

この記事では

  • ピンク筋とは?
  • ピンク筋がダイエットに良い理由?
  • ピンク筋の増やし方

といったことを紹介しています。

ピンク筋に関してもう少し詳しく知りたい方の参考になれば幸いです。

 

ピンク筋とは?

まずはピンク筋とは何か紹介しておきましょう。

 

筋肉の分類方法にはいくつかあり、色で分けたり、収縮速度で分けたりされます。

遅筋と速筋という言葉を聞いたことがあると思いますが、これは収縮速度で分類したものです。

収縮速度が遅い筋肉が遅筋、収縮速度が速い筋肉が速筋といった感じです。

 

他にも赤筋と白筋という言葉も聞いたことがあるって方は多いでしょう。

これは文字通り色で分類したもので、赤い筋肉と白い筋肉って分け方です。

赤い色は筋肉内に含まれるミオグロビンというたんぱく質の色で酸素を使うために必要となります。

血液に含まれるヘモグロビンの筋肉版です。

 

そのため、赤筋は持久力に優れた筋肉で、酸素をよく使う≒脂肪をよく使ってくれます。

カツオやマグロなどの回遊魚はずっと泳ぎっぱなしですよね。

 

対する白筋は瞬発力に優れた筋肉で、糖をよく使ってくれます。

ヒラメやタイなんかは泳ぎ回らず海底で静かにエサが近づくのを待っていたりしますよね。

 

さて、今回紹介するピンク筋というのは赤筋と白筋の中間の筋肉ということになります。

  • 持久力もあるけど瞬発力もある
  • 糖も脂肪も使える

って筋肉です。

 

ピンク筋を増やすと痩せる理由

ピンク筋を増やすとダイエットができると話題になっているようですが、ピンク筋を増やすと痩せる、ダイエットできる理由はなんでしょうか?

その理由は「UCP-3」というたんぱく質が関係しています。

UCPというのは脱共益たんぱく質というもので、エネルギーをたくさん使ってくれる働きがあります。

 

ピンク筋を増やすとダイエットに良い理由として「UCP-3」というたんぱく質が多く含まれているということです。

ピンク筋ダイエットは、糖も脂肪も使えてエネルギーをたくさん消費してくれるUCP-3を増やしましょうっていうダイエット方法です。

 

トレーニングをしている時間よりも家事・仕事・寝ている時間の方が長いですよね。

そんなトレーニングをしていない時の消費エネルギーを増やしてくれるのがUCPというたんぱく質になります。

 

この記事をご覧の方であれば、「褐色脂肪」とか「ベージュ脂肪」という言葉を聞いたことがあるでしょう。

褐色脂肪やベージュ脂肪を増やすとダイエットできるというものなんですが、これは「UCP-1」というたんぱく質が含まれているからです。

褐色脂肪やベージュ脂肪に含まれるのはUCP-1ですが、筋肉に含まれているのはUCP-3が関係しているわけです。

 

UCPということで同じようなものですが明らかに違うのが、褐色脂肪やベージュ脂肪はそんなに増やすことはできませんが、筋肉はトレーニングを行うことで増やすことができます。

筋肉が増えればもちろんUCP-3も増えてくれるので、それに伴って消費エネルギーも増えるわけです。

 

ちなみに筋トレをして筋肉を増やせばUCP-3は増えてくれるわけですが、有酸素運動ばかり行うとUCP-3は減ってしまいます

有酸素運動をたくさん行っていると、大量にエネルギーが使われる有酸素運動に耐えられるように身体は適応しようとします。

そうなると無駄にエネルギーを使うUCP-3は邪魔になるわけです。

 

ということで、UCP-3を減らして省エネ体質に変化してしまうわけです。

有酸素運動は運動中の消費エネルギーは多いものの、それ以外の時間のことを考えればダイエットには不向きと言えるでしょう。

 

ピンク筋を増やす?

ピンク筋を増やしましょうってことなんですが、正確には増やせるのはピンク筋くらいしかないんです。

ピンク筋を増やすことについても説明しましょう。

 

普通の生活を送っている人間は赤筋と白筋の割合だいたい50%ずつになっています。

対するアスリートはピンク筋の割合が非常に多いという報告があります。

ピンク筋って物凄く良さそうな気がしますよね。

 

実は、筋トレをすると白筋がピンク筋に変わっていきます

アスリートにピンク筋が多いのは、トレーニングを行うことで白筋がピンク筋に変わっているわけです。

 

実際2006年に行われた研究によると、筋トレを行うことでピンク筋(TypeⅡa)の割合が増加するとともに筋横断面積が増加したという報告があります。*1

よって、ピンク筋を増やしましょうっていうよりも筋トレをしたら自然とピンク筋が増えるという方が正確でしょう。

 

ピンク筋に関してTwitterで調べてみると

「白筋を犠牲にしてピンク筋を増やすのはちょっと…」

みたいな意見が見られましたが、普通に筋トレをしたら普通に白筋がピンク筋に変わっているものなので何の心配もいりません。

 

白筋は先述のとおり瞬発力には優れているものの持久力に欠けてしまいます。

トレーニングを行うことで持久力もある程度高めようと身体が適応しようとして白筋がピンク筋に変わるわけです。

 

また、赤筋は増やそう(肥大)としてもそんなに増えません。

マラソン選手の脚はゴツゴツではなくシュッとしていますよね。

 

さらに赤筋がピンクに変わることはありません。

あくまで白筋がピンク筋に変わるわけです。

白筋やピンク筋が多いというのはある意味才能と言えるかもしれません。

 

テレビではピンク筋を増やすために「薪割りスクワット」と「相撲スクワット」が紹介されていたようですが、ピンク筋を増やすために専用のトレーニングというわけではありません。

普通に筋トレをすればピンク筋は増えてくれます。

普段筋トレをしているって方は今までどおり筋トレを行っていれば良いでしょう。

 

ピンク筋を増やす筋トレを紹介

ピンク筋を増やすために筋トレをすれば良いわけですが、具体的な内容を教えてもらわないとできないって方もいることでしょう。

ということで、ピンク筋を増やす筋トレを紹介しましょう。

 

ピンク筋を増やすためには

ワイドスクワットです。

 

テレビで紹介した相撲スクワットと一緒やん!

そりゃ私も筋トレを一種目だけ勧めるならワイドスクワット(相撲スクワット)を勧めます。

 

どの筋トレをしてもピンク筋が増えるわけですが、

  • 道具なし
  • 比較的簡単
  • 効果が高い

といったトレーニングとなればやはりスクワットでしょう。

スクワットでもワイドスタンスの方が日常生活ではあまり使われないお尻や内ももの筋肉も使われますので、ピンク筋を増やすために一種目だけ行うならワイドスクワットでしょう。

 

ワイドスクワットのやり方ですが、こんな感じです↓

 

動画ではリズムよく行っていますが、下手な人が行うと膝が内側に入ってしまったりするでしょうから、お尻を下ろす時には2~3秒かけてゆっくりと下ろしましょう。

立ち上がる時は素早く立ち上がります。

 

回数はしんどくなるまでです。

10回でしんどいと感じるなら10回、20回でしんどいと感じたら20回です。

 

ちょっと休憩をして同じように2セット目も行いましょう。

疲れた筋肉がそこそこ回復して次のセットできそうと感じたら2セット目も同じようにしんどくなるまで行いましょう。

とりあえず2セットでOKですが、元気があればもう1セット同じように行っても良いでしょう。

 

このワイドスクワットを毎日行いましょう。

テレビでも1日おきの筋トレが勧められていましたが、気にする必要はありません。

超回復理論を考えると中1~2日空けると良いことになりますが、最近の研究では超回復理論自体怪しいという傾向が強くなってきています。

ガンガントレーニングを毎日行えば当然オーバートレーニングということでマイナスになってしまいますが、ワイドスクワットを2セット行う程度であればオーバートレーニングの心配もないので毎日行いましょう。

 

トレーニングにかかる時間もほんのわずかです。

仮にワイドスクワット20回したとしても1セット長くて80秒。

2セット行うと長くて160秒。

1セット目と2セット目の間に休憩を長めに180秒取ったとしても合計340秒で終わりです。

 

1日わずか6分弱のトレーニングです。

ウォーキングやランニングだと30分くらいかかることを考えればかなり短い時間で終わると言えるでしょう。

この短時間のトレーニングで痩せる身体が手に入るのであれば嬉しいですよね。

ぜひ毎日ワイドスクワットを行いましょう。

  • ピンク筋を増やすにはワイドスクワット
  • 回数はしんどくなるまで
  • セット数は2セット
  • インターバルは適当に
  • トレーニングは毎日行う

ピンク筋まとめ

  • ピンク筋を増やすとダイエットに効果的
  • ピンク筋は筋トレをしたら増える
  • ワイドスクワットしまくれ
  • 有酸素運動をし過ぎるとUCP-3が減る

といった感じです。

 

ピンク筋という目新しい言葉を使ってはいるものの、言ってることは

ダイエットのために筋トレしろ!

ってことですね。

単純明快です。

 

ぜひ筋トレをしてピンク筋を増やし、ダイエットにお役立てください。

 

参考文献

*1 (2006) Martel GF et al. Age and sex affect human muscle fibre adaptations to heavy-resistance strength training.

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