スポーツパフォーマンス

かかとの痛いランナーは足の筋肉が弱いのかも

こんにちは。

奈良のパーソナルトレーナー下司です。

 

ランニングをしている人から

かかとが痛い

という悩みの相談をされることがあります。

 

私のまわりだけでなく、かかとの痛みに悩まされているランナーは少なくないようです。

そんなかかとの痛みに関する研究が発表されたのでご紹介します。

かかとの痛みと足の筋肉の関係

この研究はかかとの痛みと足の筋肉の筋力の関係について調査を行っています。

過去の発表されたかかとの痛みと筋力に関する研究7件のデータをまとめて分析。

 

その結果、かかとの痛みのある人はかかとの痛みがない人に比べて足の筋力が低いことが分かりました。

また、筋肉量に関しても痛みのない人に比べて少ないことがわかりました。

 

「脚」ではなく「足」なので、足首周辺の筋力のことです。

足の指を曲げる筋肉、足首を起こす筋肉、足首を内や外へ捻る筋肉なんかの筋力が低い&筋肉が少ないとのこと。

ちなみにふくらはぎの筋肉に関しては差がなかったようです。

 

足の筋肉を鍛えるとかかとの痛みは防げるかも

この研究ではかかとに痛みのある人は足の筋力が低かったりや筋肉量が少ないということで、足の筋力が高かったり筋肉量が多いからかかとに痛みがでないというわけではありません。

ということで、筋肉や筋力が低いせいでかかとの痛みが出たのか、かかとの痛みのせいで筋肉や筋力が低下したのかまではわかりません。

 

ただ、足の指や足首まわりの筋肉を鍛えてランニングに悪影響が出るという可能性も低いでしょうから鍛えておいて損はないでしょう。

もしかしたらかかとの痛みの予防に繋がる可能性もありますしね。

 

ランニングフォームの見直しも検討すると良さそう

あと、ランニングのフォームが筋肉やかかとの痛みに関係している可能性も考えられそうです。

長距離ランナーのほとんどがしている「かかと接地」

かかとからつま先へと荷重位置が変わっていくので走りやすく、余計な筋力も必要になりません。

かかと接地であれば足の筋肉の怪我なんかは少ないでしょう。

 

ただ、設置の瞬間はかかとへの衝撃が大きくなります。

当然何度も繰り返されることでかかとに痛みが出る可能性は高くなります。

 

一方、フォアフットと言われる拇指球あたりで着地する走法があります。

スピードが出やすいフォームなんですが、足の強い筋力・筋持久力が必要となります。

誰でも簡単に真似できる走り方とは言えないでしょう。

その代わりかかとへの負担は少ないのでかかとの痛みには繋がりにくいでしょう。

 

 

といった感じでランニングフォームによってもかかとの痛みや足の筋肉の筋力や筋肉量にも影響が出てきそうです。

かかとに痛みがある人はランニングフォームの見直しと足の筋肉の強化という両方を行うと良いかもしれません。

 

参考文献

*1:Osborne JWA et al. (2019) Muscle Function and Muscle Size Differences in People With and Without Plantar Heel Pain: A Systematic Review.

関連記事